今日は12月30日、いよいよ明日は大晦日。今年も終わってしまいます。
2021年を振り返っておき、後から見返す記録。
サービス終了などが多かったような気がする
2021年はいろいろな終了を目の当たりにした年でした。
- Flash終了
Adobe FlashのサポートについてMicrosoftの発表 - treedown’s Report - Internet Explorer終了(来年)
Microsoft Edge(Chromium版)のIEモード試してみる - treedown’s Report - Windows10⇒Windows11
Windows10からWindows11へ - treedown’s Report - OCNモバイルOneのWi-Fiホットスポット
OCNモバイルOneのWi-Fiスポットがサービス終了で残念に思う - treedown’s Report - Microsoftオープンライセンス(別のプログラムへ)
Microsoftのオープンライセンスが終息する? - treedown’s Report - Googleフォト無償&無制限(条件付き)保存サービス終了
Googleフォトの無制限ストレージ提供が終了、に思う - treedown’s Report
※有償化されてサービスは存続
この中でも、やはりWindows11の存在は今年の大きなトピックだったかなと思います。
Windows11リリース
最後のWindowsと称されて大々的に2015年に登場したWindows10。
最後のWindowsだとしたら、なぜサポートライフサイクルは通常通り設定されているの?という話もリリース時にチラホラ目に付いたものの、気にせず2021年を迎えたら、サポートライフサイクル通りにWindows10終了とWindows11のリリースが公表され、え…?となる。
結局「これからは大型アップデートで改善していくのでメジャーリリース(メジャーなバージョンアップ)は発生しない」という言葉を真に受けたユーザが意気消沈、という格好になりました。
とはいえ、Windows11は大きくUIが変わった以外の変更点はそれほどなく、Windows10とはさほど変わらないOS=ほとんど大型アップデートと変わりない、というOSと見られていますが、たぶん2018年に話題になったCPUの脆弱性であるSpectre&Meltdownの根本的な対策として、ハードウェアを足切りにするという目的でのメジャーリリースなんじゃないかと個人的には思っています。
CPUの設計の問題に依る脆弱性ということで、根本的な対策はソフトウェア側で採ることができず、「脆弱性のあるCPUは使わない」ということが根本的な対策、と判断されたんだろうなぁと。
Windows 10 Home and Proのサポート終了日は2025年10月14日
残り1385日、ここまでにPCのリプレイスが必要になります。
LinuxでできることはLinuxに任せようと考え中
Windows10⇒Windows11の流れに伴って、所有しているほとんどのPC環境が対応していない状況に陥ってしまいました。
このため、「極力Linuxでできることは、Linuxでやっていこう」という方向性を考え始めた年になりました。
どれくらいできるのか、というのは未知数ですが、極力Windowsが要求される環境を一極集中し、RDPはRemminaを使うとWindows11に対応していないPCでもある程度使える感じがします。
これまではRaspberry PiとCUI環境のDebian(サーバで利用)がメインだったのですが、例年よりLinuxのディストリビューションを調べた年だったと思います。
Linux カテゴリーの記事一覧 - treedown’s Report
基本的な機能はLinuxにも提供されているのですが、やっぱりWindowsでしか提供されていないソフトウェアも多くて、全ての仕事環境をWindowsから切り替えるのは無理なのですが、足りない部分をRemminaのRDP接続で補完しつつ、Linux環境をもっと有効に使っていけるようになれればいいなぁと思っています。
Windows Updateに気を配る日々
今年もWindows Updateはかなり気を遣わされました。
特に印刷絡みでいろいろと問題が出た年だったような印象があります。一番大きな話題になったのは「PrintNightmare」関係ですね。
Windows Update定例外リリース-CVE-2021-34527「PrintNightmare」対策 - treedown’s Report
あれでプリンタサーバをActive Directoryに展開するときに、いままでユーザ権限でドライバ更新できたのが、Administrator権限(Domain Adminsとか)を要求されるようになってしまいました。全然話題になっていないのですが、企業でWindows Serverでプリンタを共有してActive Directoryで配布しているって環境は少ないんでしょうか。
あとは3月の更新プログラムでBSoDが発生するという不具合もなかなか困ったもんでした。
2021年3月のセキュリティパッチで印刷時にBSoDを回避する - treedown’s Report
これ、たまたま該当する環境が出てしまったのですが、修正版のリリースが間に合ったので何とかなりました。
ペーパーレスが当たり前、のような風潮のせいか、最近この印刷周りの不具合が軽視されがちのような気がする2021年でした。