treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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2022年の振り返り

あと数日で大晦日。ついこの間に年が明けたような感覚でいたのですが、気が付けば既に年末。いろいろあって仕事面では厳しい年でした。
2022年を振り返ってみる個人的な記録。

PCリプレイスが多かった

なんとなくですが、一年を通じてPCをリプレイスしたりOS再インストールをしたりという用件が多かったような印象のあった年です。

ThinkPadのリカバリをやったり、ThinkCentre M80q Tinyという新しい機器をセットアップしたり、年末にはThinkPad X1 CarbonとかX390のキッティングもやっていました。

Windows7からWindows10に移行して4年から5年程度を迎えるPCは徐々にSSDの容量が不足してきたり、故障でPCが動作しなくなったりと何かしらの手を入れる必要がある場合もありました。

この機会にWindows11にリプレイスする手もあるのですが、いかんせんWindows11はまだ大型アップデートのたびに不具合を出すことも多くて、Windows11に移行してしまうかどうかは悩ましいところです。

機器の故障とかもボチボチ

SSDの換装もいつもよりやったような気がする一年でした。
故障したPCのSSDを取り出すために分解して代品SSDに交換したり、容量足りないから大きいものに替えといてと言われてSSD容量増加のために交換したり、とやはりシステムドライブとして使う内蔵ストレージはSSDとなってもPCパーツとしては一番問題になる部品だと改めて実感。

あとThinkPadの故障で、新しい故障診断の仕組みに触れた年になりました。

ThinkPadエラービープコードをAndroidアプリで診断してみる - treedown’s Report

ThinkPad L470のエラー(ビープ音)の調査と対処 - treedown’s Report

スマートフォンのアプリでThinkPadのビープ音をアプリが診断する、ちょっと未来的な趣向で新しい体験でした。

あと、故障と言えば、年末に起きたRAID1構成の外付けSSDケースで発生した

SSDが不調になって調べたことと対処作業 - treedown’s Report

RAID1が効果的でない構成について考えてみた - treedown’s Report

この件では、RAID1で何を保護するのかを改めて考えさせられることになりました。

バッチファイル結構作った

バッチファイルは既にレガシ扱いとなっていて、現状はPowerShellスクリプトがスタンダードになりつつありますが、それでもPowerShellスクリプトのように事前準備ナシでいきなり実行可能なバッチファイルは便利です。

バッチ、スクリプト カテゴリーの記事一覧 - treedown’s Report

バッチファイルのカテゴリを分割してインストール用のバッチファイルカテゴリを作るくらいにはいろいろやってみた年でした。

また、VBScriptとかPowerShellコマンドレットを組み合わせてバッチファイルの内外で上手く使うことで、バッチファイル単体よりも処理に幅が出てきました。

Windows11を意識した年

2021年10月に提供開始となったWindows11、一年が経過してそろそろWindows11の導入を意識するようになってきた年でした。

Microsoftが無償アップグレードの権利を留保する期限として2022年10月が指定されていたのもあって、今年Windows11を気にする年だったというのもあります。結局2022年10月に一部で懸念されていた無償アップグレードの提供が終了するんじゃないか?というのは無事今後も継続という結論に落ち着きました。

Windows8.1の置き換えの必要もあるので、テスト的に少しづつ試していくことになりそうです。

とはいえ、以前調べたように

Windows10からWindows11へ - treedown’s Report

手持ちのハードではどれもWindows11に非対応のため、新しく一台調達しないといけない、という状況、非対応ハードウェアでもサポート対象外扱いで使うことは可能ですが、いろいろ試すこともあるだろうから、ちゃんと一台用意したいなぁ、と思いつつ、先立つものが心細い状況で購入に至っていません。

来年に向けて

Windows8.1とWindows Server 2012(と2012 R2)の終了を迎える来年2023年、リプレイスに手を動かしていかなきゃいけないですし、前述のWindows11に更新していくことも意識しないといけない。ただ、いま一番大きいボリュームなのはOffice2013のサポート終了に伴う置き換え作業、やることは多いし厳しい時期が続いています。

急ぎではないがやっておこうと思っているのが、Debian GNU/Linuxのバージョンアップ。バージョン10のBusterで稼働しているDebian環境がいくつかあるので、LTS有効期限となる2024年6月までにはバージョン11(Bullseye)にしておきたいと思いました。二年おきに新バージョンがリリースしているので、来年には次期バージョン12のBookwormもリリースしそうです。