treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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新生活を始めるにあたり、電話勧誘に要注意

3月~4月、旅立ちの季節、新しい環境に身を置く人も多いことでしょう。
入学(進学)や就職で環境がガラッと変わる人も多いんでしょうね。

そんな新入生・新社会人を狙って「光回線を契約させよう」とする自称フレッツ光の代理店にご注意を。

昔のコンテンツ

昔、ちょいちょい来ていたもんですから、その時に記録していた記事が、

blog.treedown.net

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この辺なんですね。
もし電話勧誘や訪問で勧誘されたようでしたら、一度冷静に、このコンテンツ、ご覧いただければ、何かの役に立つかもしれません。

回線かプロバイダか

以前の記事で必ず質問しているのが、
「この電話、フレッツ光という回線の話ですか?それともプロバイダの話なんですか?」
なんでこの質問を するか、といいますとですね。

回線の話をしている業者がまくしたてるにつれプロバイダの話をすることが多いのです。その理由は、プロバイダの契約に回線契約を包括することによって「安くなります!」というからくりを売り込んでくる業者が非常に多い。

現在は光の転用とかコラボによって回線そのものを売り込んでくることが多いので、私の「回線ですか?プロバイダですか?」の質問も多少的を得ることが少なくなってきました。昔はね、多かったんですよ…、回線の切替を進めておきながらプロバイダの契約変更をさせようさせようとする変な代理店が。

最近はでもNTTのフレッツが開放されたこともあって、コラボや転用という直接的な回線の売り込みが多いみたいですね。

うちVDSLなんですけど…

そもそも売り込みが「ギガ回線なんて当たり前っすよ~、速くなるしお安くしまっせ。」てな話が来るんですが、ウチVDSLだから結局ギガの帯域が使えません。
100Mbpsになっちまうんです。
「速度が速くなりますよ!」って無責任にいうのもどうなんかなぁ、と個人的には思います。ギガ回線引いたからって必ずしも速度向上の恩恵にあやかれるわけでもないですからね。スマートフォンで無線LANしか使ってないような家だとなおさらいろいろ変えなきゃいけませんし、そもそもギガビットイーサのスイッチを使っていなければやっぱり100Mbpsでしか通信できない。

確かにバックボーンの光回線は速くなっているかもしれませんけどね、「なんだ、結局100Mbpsでしか通信できないじゃないか」という環境は結構多いことになります。
実際に契約する人には何のメリットもないような契約を電話や訪問で舌先三寸で丸め込もうってのはちょっといただけませんね。

2020年に電話が使えなくなる、というウソ

「NTTのメタル回線終息に伴い、2020年には光ファイバーに切り替えないと電話が使えなくなります。」
何てウソも結構あるようですね。
要するに、今まで使っていた普通の電話線で繋がれた家庭用電話機が使えなくなるよ!という論調で乗り換えを勧めてくるらしいんですが、メタル回線から光ファイバーに切り替えるのはあくまでも「NTT構内の話」ですからね。一般家庭が光ファイバーに切り替えなきゃいけない、ってのはありません。
詳しくはこちら。

blog.treedown.net

宅内の電話が使えなくなると困る家庭はたぶんありますから、それで引っ掛けてしまおうってことだとおもいます。けど上記の記事にもありますが、「家庭内を光ファイバーに切り替えしなくても電話が引き続き使えるようにするために、NTTが高い投資をして電話の延命をわざわざやってくれている」にも関わらず、家庭内の回線を取り変えなくてもいいじゃないか?って思うんです。あ、今の電話に不満があるのなら話は別ですが。

総じて

何と申しますか…。お気を付けください。