treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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携帯キャリアの分離プランで携帯コストは増?

最近SIMフリースマートフォンの波が(あくまでも個人的にはですが)来ていて、アレコレ目移りしている状況です。
メイン利用で使っているSIMフリースマートフォンが二台とも寿命を迎えて来ているというのが主な動機です。

10月1日といえば、消費税?いやぁ、個人的には改正電気通信事業法の施行が気になっているこの10月です。

SIMフリーとMVNO

最初はスマートフォンは個人的にどれくらい使うものか分からなかったということと、大手キャリアは2年縛りなどの制限事項があって、思い立った時に自由に契約変更できなかったという体験を踏まて、SIMフリー機か白ロムで買った方がいいなぁ、と思い始めて早7年が経過しました。

元はMNOのキャリアであるドコモで契約してフィーチャーフォンとスマートフォンの2台持ちをしていたのですが、スマートフォンはどうせ通話を使わないからMVNOのデータプランのほうがいいなぁと思い、2台目のスマートフォンを解約、MVNOを新規契約して5年ほど経過、現在に至ります。

MVNOは安いし、通信速度も(使い方が合ってるってのもあるかもしれませんが)あまり気になりません。
MNOキャリアは携帯電話として通話を任せるのはありだけど、パケット代の選択肢に乏しく高価なためか、月額料金もお高くなりがちです。昔お付き合いのあったMNOキャリアの法人営業の言葉を借りると「パケット代である程度利益を稼いで、その他は安価に提供するという方針」のように見えます。
ほぼ通話専用でパケット代は従量課金(シンプルプラン)の契約にしておいて、データ通信は2台目のMVNOのSIMを入れたスマートフォンで使う、という使い分けが現状では料金的にも使い方的にもしっくり来ています。
※やはり仕事柄といいますか、バッテリ切れで電話が受けられないというのがちと許容できない、という事情があって、電話はスマートフォンのようなデータ通信デバイスとは切り離して、スマートフォンは小さなPCとして利用するのが個人的な境界線です。

でも、一台に集約されていれば外出時に持ち出すのはデバイス一つで済む、という気軽さも魅力ではあります。
そういう意味では、MNOキャリアの分離プランで月額値下げのニュースは半信半疑でも淡い期待を持っていた、と言う側面はありました。

キャリアの値下げ施策

2019年秋現在で、概ねMNOキャリアの値下げ施策が出そろった格好になりました。
しかし、期待していたような形にはなっておらず、やはり官主導ではこれくらいが限界かなぁと思い知りました。
当然ですが、やはり今までこれでやってきたんだし、月額のプランをそうそう大幅な手入れをするようなことはないんだなぁ、と思ったのが第一印象です。

しかも、分離プランの適用によって、本体割り引きや割賦での端末補助がかなり制限された分だけ、消費者が負担する本体代金が増えてしまいました。月額は全然変わってないのに…。
あと、ドコモの契約年数が15年以上経過しているのでプラチナステージでポイント結構優遇されているユーザなのですが、10月1日施行の法改正で付与されるポイントが低減されてしまうことになってしまいました。

うーん。

「長期利用者向けの優遇(ポイント還元)だけが劣化して、月額料金にはなんの変化もない」
「携帯電話の本体購入代金だけしっかり支払うようになって、月額料金はお値段据え置き(くらい)、つまりトータルコストは上がる。」
「契約解除の解約金は1000円になったけど、2年縛りの2年のタイミングで割とプランを見直しているので、あまり関係ない。」

と、なんのプラスにもならなかった、2019年料金改定を実感しました。

やっぱり携帯に掛かるコストが増えてるじゃないか、って思う今日この頃です。
結局、携帯電話料金をもっと下げるという動きはなんだったのか?よく分からなくなってきました。

MNOキャリアは端末だけ購入ができない

原則としてはMNOキャリアは回線と端末はワンセットで購入になっています。
この秋の改定でソフトバンクだけは端末のみ購入、ってのもできるようになりましたが、いまいち食指が動かないという。

回線契約の自由度に好きな端末を使いたいという自由度という希望を満たしてくれるのは、やはりMVNOとSIMフリー機の組み合わせなのかなぁ、と改めて実感。

昨今は電話を使わない(音声通話もメッセージアプリの機能でカバーできる)からデータ通信で十分というユーザも増えていて、ますますMVNOのほうがイイんじゃないの?という状況になりつつあります。

個人的には安価でソコソコ使える大手のMVNOがベスト、というのはまだしばらく続きそう。

ボヤキ

昔の予想

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結局

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長く使う人は損、という構図は変わらないってことか、と感じた。

昨今の携帯電話って、ストップが許可されないような電話機能とか災害アラートとかJアラートを受け取る重要な機能を担っているように感じているのですが、フィーチャーフォンより不安定になる複雑な構造になるスマートフォンがだからこそ、そういう重要機能は安心できる三大キャリアで用意したい、と思うものじゃないかなと。

でも、お上の携帯電話はもっと安価に(生活に密着した道具になっているから)という志(こころざし)だけがなんか空回りしたような感じがしています。

ちょっと、思ったことをそのままにツラツラと書いてしまったので、まとまりない文章になってしまいましたが、「携帯電話料金は4割下げられる余地がある」というニュースの言葉に、ちょっとでも色気を持って期待をしてしまった自分は、ちと浅はかだったな、と。

まだしばらく、MNOの携帯電話とMVNOでデータ通信専用のスマートフォン2台持ちは続きそうです。

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