NTTドコモが最大4割の料金値下げを発表し、auも追従するように4割値下げという発表とニュースで取り上げられています。
個人的には全然…、な感じでして…。
最初は、半信半疑なところもありつつも、「三大キャリアで現実的な値下げがあるのであれば、MVNOで分散して所有している環境を一本化するほうがいい」というケースもあるのかも…、と思っていましたが、夢物語だった、という話です。
お断り:
現状の携帯料金は複雑なので、とても安価になる方も居ます。ここではあくまでFOMA(フィーチャーフォン)でタイプSS(スマートフォンはMVNO)を使っている私の環境での主観の話ですので、当てはまらない人もたくさんいます。こういう人も居るんだな位の感じでご覧ください。
実は安くないんじゃないか?
一番思うのがここです。
実際に試算してみないと分からない、という触れ込みなんですが、条件が相変わらず多くて条件を満たせなかったら結局従来通りの料金なんですよね。
しかも端末補助がなくなることで、端末料金を完全に割賦で月額に加えられるってなると、結局端末補助がなくなる分だけ値上げになっちゃうんじゃないか?という感じもします。
昔は、それでもiPhoneだけは大丈夫なんでしょ?(羨ましい)、なんて考えていたんですが、
端末販売奨励金どうあろうともiPhoneだけは大丈夫 - treedown’s Report
本体代金が高額になるiPhoneこそ、このあおりを受けるような気がする今日この頃です。
まさか、実質値上げにならないよね?
気になるのはココです。
結局、本体代金がきっちり全額掛かる(今回の値下げプランで本体料金補助策となる月々サポート終了のため)ようだと、「高価な端末を使うユーザほど実質値上げになるんじゃないか?」という話が現実味を帯びてくるように見えます。
値下げ策を発表した後に、実は値上げもあり得るなんて…なんか変な感じです。(※ドコモでは実質値上げにならないような施策を現在準備中、とのことですが、期待して待ちましょう、という状況ですね。)
そういう意味では、従来の料金プランである今月5月は駆け込み○○になりそうな気も。
そして6月以降はしばらく様子見しなきゃいけないような気も。
私はドコモユーザなので、6月以降のドコモの動きに注目しています。
なんか同じようなこと考えていたような…
昔
この記事の
「携帯電話(スマホ)利用料金改定でユーザが怒る」
という箇所で考えていたように
結局、消費者にとってうれしい料金値下げじゃなかったね
という結果になってしまいそうな感じがする今日この頃です。
対抗策は、やはりMVNOかなと
三大キャリアがこの状況、結局お上からのお達しで一見安くなる料金プランが発表されたものの、結局三大キャリアのフルサービス利用していると料金は「月額」か「端末購入時」に負担が増、という見え方がしてしかたありません。
(あくまで個人的な感触ですけど)
そうなると、この機会にMVNOなのかな、という感じがしています。
既にIIJmioとOCNモバイルOneを利用していますが、速度低下はある程度許容範囲(それでもあまり気にならないことも多い)として、やはり料金はデータ通信専用なら1000円台(安ければ1000円切る月額)という低価格は魅力です。
三大キャリアの携帯契約は携帯電話としてそのまま活かし続ける(番号変えるのとか、MNP手続きとか面倒だし、一時期であっても電話受けられなくなるのは仕事柄問題があるので)として、スマートフォンを利用して使いたい機能だけをMVNOのデータ通信プラン(ないしSMS利用プランくらいで)安く利用する、ってのがますます良さそうに思えてくる、今日この頃です。
まだしばらく「携帯電話」と「MVNOでのスマートフォン」という2台持ち環境は継続しそうな個人的スマートフォン環境です。