前回<OneDriveでファイル送信をする必要に迫られる - treedown’s Report>OneDriveからダウンロードリンクを生成してファイル共有をしていましたが、もうちょっと別のシチュエーションでやってみた内容をご報告。
設定は間違っていないと思っていましたが、あまり上手くいかなかった失敗例。
ダウンロードを禁止して共有
前回<OneDriveでファイル送信をする必要に迫られる - treedown’s Report>の共有設定でちょっと気になっている設定値がありました。
その設定値が「ダウンロードを禁止する」という設定。前回はファイルの受け渡しのためにダウンロードしてもらう必要があったのですが、ダウンロードを禁止されたファイルはどのように扱われるのか気になります。
さっそくやってみることにしました。ちなみに本記事はOffice365で提供されるOneDrive business限定です。
ダウンロードを禁止する設定を有効化
さっそくテストファイルにダウンロードを禁止して共有する設定を追加します。※基本的な設定は前回と同様。
リンクの設定の画面一番下の「ダウンロードを禁止する」の箇所を有効にします。
有効にするためには「編集を許可する」設定を"オフ"にする必要があります。オフにしてからダウンロードを禁止する設定を有効化します。
ちなみに対応しているファイル形式でないとダウンロードを禁止する設定を有効化することができません。
例えば、テキストファイルで設定すると、
このように、ダウンロードを禁止するオプションは表示されませんでした。
基本的にはWord(.docx)やExcel(.xlsx)、PowerPoint(.pptx)のようなOfficeファイルでないとできないことになっていますが、去年くらいからはPDFや画像ファイルなども対象になっているようです。今後も対応するファイル形式は拡張していきそう。
設定後にリンクを送信。
送信された先でどんな動きになるか確認してみたいと思います。
送信先(ファイル受け取り後)での動作を確認
受信側ではこのようなメールを受け取ります。
※リンクだけ送信した場合には(おそらくですが)文面中の「開く」ボタンのリンクをクリックしたのと同じ動作をすると思われます。
さっそく「開く」をクリックしてみます。
ん。?
Edgeで開こうとしてしまうようでエラーになってしまいました。
デスクトップ版のOfficeがインストールされているPCが必要…。
と、いうことで
デスクトップ版のOfficeがインストールされている環境で開いてみましたが、どうも何か設定が必要なのか、結局ブラウザで開こうとしてしまい、上手く表示できませんでした。(ダウンロード禁止で設定した共有ファイルはデスクトップ版のOfficeで開くのが必須のよう)
しかし、開こうとしても、
「ブラウザで開く」しか表示されません。普通なら、
このように、ブラウザで開くとアプリで開くの二通りが表示されるはず。ダウンロード禁止で設定したからアプリで開くがなくなったということ?
ちなみに、前回共有したようにダウンロード禁止で設定しなければ、ブラウザで表示できますし、ダウンロードしたWordファイルをデスクトップ版のOfficeで開くことも可能。
うーん、なんか設定が不足しているのか…。ちょっと行き詰まってしまい、時間切れ。
別の機会にもう一度環境を整えてやってみることにします。