treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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気になるストレージPlextor EX1発売

今日はポータブルSSDの話題で新製品が発売されたので、今日はその製品についてちょっとご報告します。
Plextorのモバイルストレージ「Plextor EX1」です。

発売開始したポータブルSSD新製品

以前に

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でポータブルSSDが気になっているという話をしましたが、このポータブルSSDの新製品がPlextorから12月16日に発売開始しました。

製品ページ

Plextor SSD Storage Solutions | 製品 | EX1 Plus

製品ページを見てもらえると分かりますが、見た目も結構カッコいいですし、軽いのでちょっと大きいUSBメモリ、くらいの勢いで持ち歩きもできそうですし、USBメモリと違って容量が大きいのが特徴的です。

Plextor EX1がよさそうに思えたとこ

128GBで1万円切るくらいの価格設定で256GBになるとその1.5倍、512GBが2.5倍くらいの価格設定です。
しかもMLC NAND Flash採用なのでUSBメモリと違って記憶媒体としての寿命も長く使えそうなところが好感持てます。最近TLC NAND Flashで安価な2.5インチSSDストレージも数多くリリースしていますが、やはりMLCの耐久性は安心ができますね。
あと、USB On-The-Go対応というところもちょっといいなと思えるポイントの一つです。

USB OTG?

USB On-The-GoてのはUSB OTGとも表記されています。
本来であればPC側をホストとしてUSBメモリやデジカメやカードリーダーなどを接続してストレージに記憶されたデータを使うのが従来のUSB機器です。パソコンが接続される各種USB機器を上手いこと使うコントローラとしての役割を担っています。
ですがUSB OTGはこのUSB周辺機器としての役割も果たせるほかに、パソコンとおなじUSB機器をコントロールするホストの機能も兼ね備えます。ようするにこの機器と他のUSB周辺機器を直結させてストレージとしてこのPlextor EX1を使うことができるってことですね。
Androidでも通常はUSB周辺機器としてふるまうのですが、USBホストアダプタをAndroid端末のUSBポートに接続すればAndroidがホスト側としてUSB周辺機器をコントロールできるようになります。
以前にちょっとこの話に触れたことが

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このUSBホスト機能がOSらしきソフトウェアを搭載していない外付けUSBストレージにも機能として搭載されているっていうのがちょっと新鮮でした。

これ、何が良いか

一番はUSBメモリでは性能不足になるWindows To Goのような外付けストレージからシステム起動のようなリードライトがシビアな使い方ですね。
なんといってもUSB3.0(3.1)のMLCですからWindows To Goは必要十分な性能で動作してくれそうです。他でもKNOPPIXをインストールしてUSB経由で起動するようにカスタマイズしておくのも面白いかもしれませんね。

選択肢が広がってきて迷いますね。