今日はAdobe ReaderXIのアップデートができなくなったのでその対処としてAdobe Reader DCにアップグレードして逃げることにしましたのでご報告します。
対処はちょっとイマイチな、メジャーバージョンアップをして逃げるという手法です。解決法としてはいま一つ。
アップデートで問題
アップデートを実行しようとすると、エラーになってしまう、というもの。
具体的には、アップデート起動後のAdobe Reader XIセットアップ画面で
図:アップデート適用時のセットアップ画面
この画面のタイミングで
図:エラーメッセージ1
「選択した機能は現在使用できないネットワークリソースにあります。[OK]をクリックして再実行するかインストールパッケージ'AcroRead.msi'を含むフォルダーに対する代替パスを以下のボックスに入力します。」
というメッセージが出力されます。「ソースを使用」という記述に
「C:\ProgramData\Adobe\Setup\{AC76BA86-7AD7-1041-7B44-AB0000000001}\」
とパスの記載があるのですが、実際にこのパスは存在しておらず、「C:\ProgramData\Adobe\Setup」フォルダの配下は空っぽです。
OKボタンをクリックして進めると、
図:エラーメッセージ2
「'C:\ProgramData\Adobe\Setup\{AC76BA86-7AD7-1041-7B44-AB0000000001}\AcroRead.msi'が見つかりません。この場所にアクセスできることを確認し再実行してください。または。この製品をインストールできるフォルダーにあるインストールパッケージ'AcroRead.msi'をしようして この製品をインストールしてください。」
と表示されてしまいます。うーん、なんだこれは?
OKボタンを押すと追加でエラーメッセージ画面が
図:エラーメッセージ3
「製品Adobe Reader XIに対する正式なソースが見つかりません。このインストレーションパッケージ'AcroRead.msi'の正規のコピーを使用して、再度インストールを実行してください。」
いろいろ調べたけど…
調べはしたものの、どの情報をみても、「アンインストールしてください。」「再インストールしてください。」
「Cleaner Toolはこちら⇒https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/cpsid_93506.html」
と、いう具合でどれもアンインストールと再インストールを勧める情報ばかりです。どうぜ消して入れ直すのなら。Adobe Reader自体を新しいものにしてしまえ、ということでAdobeReaderをDCにバージョンアップしてしまうことにしました。
バージョンアップ
サイトからバージョンアップを入手します。
図:インストールサイト
無用なMcAfee Security ScanやらTrue Key by Intelセキュリティやらをインストールされないようチェックボックスを外したらば、今すぐインストールボタンをクリックします。
図:ダウンロード中画面
何もせず待ちます。
図:インストール画面
インストールに自動で移行します。じっと待ちます。結構時間が掛かるものですね。
図インストール完了
インストールが終わりました。
正常に起動するし、初回のアップデートもうまく完了したのでこれでよしとします。