treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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2018年10月のWindows Update

今月も憂鬱なWindows Updateがやってきました。
とりあえずいくつか適用、特にこれと言った問題は出なかったのですが、気になった点をご報告します。

サーバOSへアップデート適用に向けて、クライアントのWindows Updateにも手は抜けません。あるかどうかわからない問題探し、辛いなぁこの作業…。

特に問題なし?Windows10とWindows8.1

適用してまだ時間が経ってないわけで、まだまだ分からないところはありますが、特に既知の問題とされる現象は情報として出回ってないのがWindows10とWindows8.1。
ひとまず安心していいのかなと思える感じはあります。
Windows10 Pro

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Windows10 LTSB 2016

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Windows8.1

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しっかし…、最近のWindows Updateは1.4GBの更新プログラムサイズってのが当たり前になってきましたね。

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特に問題なし。

LTSBや8.1でそれほど問題出てないってことは、Windows Serverの2012(R2)や2016でも問題ないって思いたい。Windows Serverのアップデートは検証期間も含め本番環境へはしばらく様子見です。何台か適用しちゃってるけど。

Windows7の既知の問題が出てる

今月はWindows7のKB3177467で軽微な問題があるよう。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/3177467/servicing-stack-update-for-windows-7-sp1-and-windows-server-2008-r2-sp

適用し再起動したのちに、再起動後の更新プログラムインストールが動作するのですが、ログオン画面に遷移せず、ずーっと「ステージ3/3」で画面の表示が止まってしまう、というもの。

うーん、なんか既視感あるなぁ…、と思ったらこれでした。

blog.treedown.net

2015年の記事なので既に3年前の記事です…。この症状に出会ったのは確かWindows7のSP1リリースぐらいの時期でした。2018年になってもWindows7ではこういう動作が起こってしまうようです。

Windows7のWindows Update後の再起動後にログオン画面に遷移せず「ステージ 3/3」表記で画面が停止していたら、「試しにCtrl+Alt+Delキーを押下してみる」を覚えておくといいかも。

やってみたけど…

上記の現象は手持ちの環境では起きませんでした。適用するとくだんのKB3177467以外の更新プログラムがまず適用されて、再起動(※このタイミングの再起動では、KB3177467が適用されていないので、既知の問題は発生しない)されます。その再起動から再度Windows Updateを開くと、自動的にKB3177467が適用されたらしく、いつの間にか表示が増えていました。

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別々で適用するように、Updateサーバ側で何か制御を入れたのかもしれませんね。

Adobe関連のアップデート

Flash Playerは31.0.0.108から31.0.0.122にアップデート。これはいつも通り。

Windows Updateとは関係ない話なのですが、珍しいなぁと思ったのが、ここ一ヵ月ほどAdobe Readerのアップデートが頻発してます。
Adobe Acrobat Reader DCは、2018.11.20055が出てからほどなくして、2019.008.20071が10月2日に緊急リリース、で、今回Adobe Acrobat Reader DC 2019.008.20074がリリース。

なんかあったのかメジャーバージョンアップの影響かは知る由もありませんが、なるはやで適用しておこう。