Windows10を導入してから、しばらく経ったPCで問題が発生しましたのでご報告。
そのPCはデュアルブート環境でした。
とりあえず問題は解決していませんので、どうしようか考え中…。
一つ確実に言えることは「デュアルブート環境では高速スタートアップは必ず無効化」ってところでしょうか。
環境は
ThinkPad T420sで、SATAの2.5インチSSDにWindows10Proをインストールして利用していました。
バージョンは1803(※巷で話題の1809ではありません。)
で、この機種にはmSATA(M.2.じゃない)のSSDを追加することができるので、拡張スロットにmSATAのSSDを追加し、そこに
Windows7Pro…通常のインストール
Windows8.1Pro…VHDブート
という具合に三種類のWindowsOSをインストールして、動作を評価するような使い方をこのPCではしていました。
ストレージ別だと
2.5インチSATA SSD…Windows10 Pro
miniPCIのmSATASSD…Windows7 Pro
↑のVHD…Windows8.1 Pro
BIOSで起動するデバイスを切り替える(正確にはThinkPadは起動時にF12キーを押下するとブートするデバイスが選択できますのでこれを使います。)ことで、お望みのWindows環境を引っ張り出すことができるようになる物理PC、という使い方をしていました。
ある日、このmSATAにインストールしてあった二つのWindowsに不幸が訪れます。
エラーで起動しない。
Windows10は通常起動可能なのですが、
mSATA側のWindowsを起動しようとすると、エラー
「BOOTMGR is missing
Press Ctrl+Alt+Del to restart」
と表示されています。
こんな画面
となってしまいWindowsが起動しなくなっています。
どうも、復旧は無理のよう…
Windows10の仕様により
とか
あたりが詳しい。
が直接的な感じもするけども、まだ確証は掴めず。
どうも、Windows10で高速スタートアップが有効になっていたら、LFSの(バージョンの)関係でこのような問題になるそう。
このPCのWindows10は元々OEMのWindows7がインストールされていたものを、無償アップグレード期間内にWindows10にアップグレードしたもの。環境はWindows7から引継ぎアップグレードしていてドライバやユーティリティなんかはそのまま利用しています。
とりあえず高速スタートアップは無効にするのを忘れていたので、無効化しましたが、既に後の祭り。
Windows10のコンピュータとしては利用できるものの、これからどうしよう、ってのがとりあえずの課題です。