treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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Dynabook R632のSSD換装

かなり昔の機種ですが、Windows10化し問題なく動作していたDynabook。
内蔵SSDの容量不足のため換装を依頼されたのでやったことをご報告です。

容量が不足する

対象の機器はDynabook R632/28FK(型番:PR63228FMFK)という2012年リリースの機種。インテル提唱のUltrabookと呼ばれたシリーズで、第三世代のCore i5搭載の薄型PCです。Windows10無償アップグレード済み。


メーカではプレインストールOSのみサポートと明言されており、Windows10アップグレードは自己責任なのですが、Windows10でもソコソコ動作します。メモリが4GB(オンボード2GB+スロット2GB)なのでちょっと心許ない。
この機種は128GBのmSATAタイプのSSDを搭載しています。Windows10にした時点でD2Dリカバリ領域を諦めてその代替として予めDVDリカバリを作成しておき、容量一杯でシステムを使うようにインストールしています。それでも、やはり使っていくうちに容量は不足してしまいます。

Windows10があと3年程度のサポート期限ではあるものの、もうちょっとだけ(買い換えまでの間だけ)Windows10で動作して欲しい、ということでSSDを換装し延命することになりました。

裏面よりネジを確認

Dynabook R632/28FKはシャンパンゴールドという本体カラーでなかなかに高級感が漂う見た目の印象です。
裏面はこんな感じ


どんどんネジを緩めていく、とその前に一つ工具が必要になります。


裏面中央のネジは「星型ネジ」いわゆるトルクスドライバーが必要になります。使ったのはベッセルの5400TX(T7H×80)というトルクスドライバーのサイズ。


裏蓋を空けると、バッテリを含めて各種部品に触れることが出来ます。

SSDを交換

裏蓋を空けるときに、画像では向かって左側の音声端子が裏蓋にピッタリ引っ掛かっているので破損しないように注意して開くようにします。


ここ(↑)に注意して開くようにします。


開いたところです。

中央に目立つメモリの左隣にmSATAタイプのSSDの姿を発見しました。


さっそく取り外して交換、と新旧並べてみます。


上が標準で搭載していたSSD、サムスンの128GBのmSATA SSDです。今回用意したのは512GBのmSATA SSDを用意しました。mSATAタイプは品薄なので選択肢は少ないです。

さっそく取り付け。


取り付け後の図。

無事取り付け完了し、BIOSから512GBのSSDが認識していることが確認出来ました。

ここからWindows10をインストールし直して完了です。