Windows11の移行をどんどん進めている最中ですが、レッツノートSR4のキッティングでAMT設定操作が変わったことに気づいたのでご報告です。
AMT設定画面をCtrl+Pで個別に開くことなく、BIOS設定画面に統合されていました。
レッツノートSR4
今回の対象PCはレッツノートSR4です。正式にはCF-SR4RFAASという型番のレッツノートをIntel AMT設定するという内容です。
※Intel vPro対応のプロセッサを搭載しているモデル
Intel AMTの設定時には途中まで従来の機種と同じ操作方法だったのですが、Ctrlキー+PでAMT設定画面を呼び出すタイプでなかったことから、次回以降の設定作業でも忘れないように記録しておくことにしました。
最初の始まり:BIOS設定に入る
この機種:SR4ではBIOS設定に入るためには以下の操作を実施します。
起動時に「Panasonic」ロゴが画面に表示された

このタイミングで、

キーボードの「Delキー」を押下します。(連打くらいがちょうどいい)
以下の画面が表示されたらBIOS設定画面に入ることが出来ています。

この画面で設定を進めていきます。
パスワード設定
この設定は従来のレッツノートと同様にIntel AMT設定を実施するために必要となる設定です。
「セキュリティ」の画面に移動して、

この「スーパーバイザーパスワード設定」をEnterで選択して、BIOS設定をパスワード保護します。(スーパーバイザーパスワード設定を実施しないとIntel AMT設定画面に入れない)
ここのパスワード入力を間違えると後が大変なので、絶対忘れないけど入力間違いがない安全なパスワードを設定するようにします。
あと、「起動時のパスワード」という設定項目がデフォルトで「有効」となっているのですが、PCユーザの一手間を減らすため、「無効」に変更しておきます。
Intel AMTの設定
前述のスーパーバイザーパスワード設定を実施した同画面の下の方に「AMT設定」という項目があります。

スーパーバイザーパスワード設定の流れでAMT設定ができます。さっそく選択してEnterで設定に入ります。
選択すると、

この画面になるので「Intel ME BIOS Extension起動」を選択します。(Ctrlキー+Pで起動するIntel AMT設定画面を起動できます。)
最初に起動すると、

この画面になってIntel ME(MEはManagement Engineの略です)のパスワードを要求されます。公開されているデフォルトパスワードを入力して、その後に新しく設定する(今後使用する)Intel AMT用パスワードを×2回入力して設定します。
この後、Intel AMT設定専用画面になると思っていたのですが、

この画面になって、意外にもBIOSの画面に統合されている感じで設定作業が出来るようになっていました。最近のバージョンのME Setting画面はこうなんでしょうか。そういえばThinkPadも最近の機種はこうなっていたような気がしました。
必要な設定を済ませます。例えば、

Network Access Stateという設定項目で「Network Active」を設定するとWebブラウザからネットワーク経由でIntel AMTの設定・操作が可能になります。
必要な設定が終わったら、BIOS設定画面に戻って「保存して終了」を選択し、ここまでの作業で編集したIntel ME設定を保存して有効化します。
Webブラウザ経由でIntel AMTアクセス
Intel ME画面で有効化したIntel AMTの動作確認やWeb画面で可能な設定を実施します。
PC内で<http://localhost:16992>でもいいですし、他のPCからWebブラウザを起動して、
![]()
対象のPCのIPアドレスにポートを付加した<https://%IPAddress%:16993>でアクセスします。
httpsアクセス時に自己証明書のため、警告画面が最初は表示されますが、安全なアクセスであることを確認して接続を実施します。
※画面を取ろうと思ったら、Firefoxが気をきかせてくれて例外に追加してくれていたので、画面が表示されなくなっていました。
※月並みですが、業務用途では自己署名証明書でなく、適切な証明書が推奨されます。
従来のIntel ME画面ではコンピュータ名も設定することができたのですが、今回設定したレッツノートSR4ではIntel ME画面ではコンピュータ名を設定できなかったので、Webブラウザ経由のこの画面で設定しておきます。
画面から「System Name Settings」をクリックして選択し、

この画面でコンピュータ名を入力します。(※Windows11と関係なくIntel AMT経由でのAccessで使われる名前です。)
その他、必要に応じて、

Wi-Fi設定があれば設定を入れておきます。
以上でIntel AMT設定を完了できました。
バージョンアップで従来と設定方法が異なる
Intel AMTも登場から20年近くの年月を経て、少しづつ変化しています。
今回はME設定がBIOS画面に統合されていて、今後もこのような設定画面になることが予想されます。旧来のCtrlキー+Pと異なります。
初めて設定したのはCore2Duo時代でしたので、かなり低いバージョンでした。どんどんEnterprise向けに進化してきているので小規模環境には厳しい感じになりそうですが、唯一無二な技術ですので、扱える限りは活用していきたい技術です。