ひょんなことからAQUOS Sense 2というSIMフリースマートフォンをお借りすることになりました。
使ってみた感想を簡単に。
ちなみに、いまOCNモバイルOneで特価販売中
https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one/set/shm08.html
安い…。
メーカの製品情報ページ
AQUOS sense2 スペシャルサイト|スマートフォンAQUOS:シャープ
SIMフリーモデルのSH-M08です。色は選べたのでホワイトシルバーにしました。
見た目もシンプルで悪くない感じです。
前作AQUOS Senseから新たにアルミボディが採用され、強度に安心感ができました。アルミボディ個人的には好きです。
ハードウェアスペック
詳しくはメーカの仕様を見るとだいたいイメージつく感じです。
AQUOS sense2 SH-M08 SIMフリーの特長|AQUOS:シャープ
AQUOS sense2 スペシャルサイト|スマートフォンAQUOS:シャープ
5.5インチのIGZOディスプレイは1080×2160のFull HD+の解像度。
5.5インチだけど持ちにくさはあまりなく、割に持ちやすいです。VAIO Phone Aよりは使っていて落下が少ないです。
バッテリは2,700mAhと表記があります。VAIO Phone Aがバッテリー容量2800mAhなのでそれより少なくなっているのですがIGZOディスプレイの省電力性能が効いているのか電池の持ち具合はVAIO Phone Aとは比べ物にならない長持ち具合でいい感じです。
またVAIO Phoneでは16GBのストレージでちょっとアプリを追加したところで一杯一杯になっていましたが、32GBあるから余裕あるなぁ~、って思っていたら、標準状態にちょっとGoogleアカウントを同期させデータが入ってきたところで、気づけば半分近くの46%が消費されていました。
うーん、もっと追加する予定なんだけどなぁ…、大丈夫かなぁ。
余計なものが少ない
SIMフリースマートフォンだから当然なのですが、キャリアアプリてんこ盛りのスマートフォンに比べて、使わないようなアプリケーションが初期状態でインストールされていないのは消したり止めたりの手間が省けて助かります。
SHARP固有のアプリケーションがいくつかインストールされていますが、キャリアアプリに比べればかわいいものです。
GoogleアプリがインストールされているのはAndroidなので当然ですが、だいたいは標準のGoogleアプリでもやりたいことはできる、ってのもあります。
欲しいアプリは個別で入手。
追記:
一つ書き忘れていたのですが、日本語入力に「書院」の文字が。
「S-Shoin」と記載があります。
これは、かつてシャープが販売していた昔懐かしワープロ専用機「書院」をイメージしているんじゃないでしょうか。
なんか昭和世代としては、こういう部分で懐かしさを感じるネーミングが用意されているとより愛着が沸いてきます。
Android 9に対応している
新しいから当然なのですが、Android 9 Pieに対応しています。そのため早速アップデート。Android 8で初期設定を済ませたあとで早速バージョンアップしちゃいました。どうせ何かあってから初期化したりするんだったら、カスタマイズする前に最新バージョンにしてしまったほうがイイかと思って。
出荷時のAndroid 8.1から、さっさとAndroid 9 Pieにバージョンアップしちゃいました。
ちなみに、メーカサイトによれば、「発売日から2年間、最大2回のOSバージョンアップに対応」という記載があります。Android 9 Pieの次のバージョンまではバージョンアップをやってくれますよ、という安心感もあります。最低でも2年は絶対セキュリティアップデートを受けることができる、と解釈しています。
顔認証が精度向上と実感
使って思ったのは顔認証が便利ってことです。
(6.0という古いバージョンのユーザだったため、今更感がかなり漂っています。)
いままでも(6.0で)smart Lockから設定して顔認証使うようにしていたのですが、イマイチな反応で、顔認証が動作するときと動作しないときのムラがあり、(ほとんど反応しないこともあって)パターンを入力することが多かったものです。
これがAQUOS Sense 2の初期設定では指紋とPINと顔認証を併用するように設定したのですが、使おうとすると顔認証が真っ先に反応してロックを積極的に解除してくれます。
ロック画面で上にスワイプするとインカメラが顔認証を開始、自動的にロックが解除されます。
試しに自分の写真と向かい合わせで認証がどうなるか試してみましたが、無事認証は失敗してくれました。指紋認証もいいけど顔認証のほうが個人的には楽に思えました。
指紋認証も感度良くイイ感じです。
画面下部のこの部分
これをなぞったり指先でタッチしたりすることで、指紋認証によってロック解除をしてくれます。
テストする環境がアプリ上で認証を多用することもあって、指紋認証が優秀なのは大変助かります。
全体として
使ってみて数週間くらい経ち、手堅く必要なものがよくまとまっている機種だな、という感想が現状の印象です。
スペック自体は決して高いわけではなく、ミドルレンジでもちょっと下の方のスペックですが、液晶はかなり高レベルですし、おサイフケータイ(今回のテスト用途では使わないけど)もあるし、省電力性能が高いせいかバッテリ容量がソコソコでも結構持つ感じで使えています。
あと、
AQUOS sense2 SH-M08 のユーザビリティ|AQUOS:シャープ
ここに独自機能の説明があって、どれもちょっとした便利を提供してくれているのですが、ページの最後に
「ハイレゾ音源対応」
と表記があります。
え?このお値段でハイレゾ音源対応なんですか?ってちょっとびっくりしました。
スペック目的の用途(ゲームや3D、VRなど)でなければ、普段使いにイイ機種です。
手堅い、堅実、な使いやすさを提供してくれる、お値段リーズナブルなスマートフォンを探している場合には、AQUOS Sense 2の選択肢はありだと思いました。
ちなみに、2019年秋冬にはAQUOS Sense 3がリリースするそうです。