ちゃんと考えれば当たり前のことなんですが、うっかり「そういやそうだな」ってことがあったのでご報告。
Windows Updateの公開日の話です。
Windows Updateの公開日は「第二火曜日」
IT関係の仕事をしているとWindows Updateは気にしておきたい月例イベントの一つです。
このWindows Update、月例更新プログラムは定期的に公開され、毎月第二火曜日がその公開日となっています。
しかし、日本では(時差があるために)毎月第二火曜日に公開された翌日の水曜日が公開日となっています。つまり日本は一日遅れでのWindows Update公開となる、と覚えておくといいことになります。
これでうっかりしてしまったのが、2019年の5月のこと。
第二火曜日の翌日が第二水曜ではない
うっかりしてしまったのが、第二火曜日の翌日は必ずしも第二水曜日にならない、と言う点です。Windows Updateをイントラネット上で制御していると、Windows Updateの適用をWSUSを絡めた配布ソリューション(System Center Configuration Manager)などで自動化しているケースがあるのです。第二火曜日の数日後となる第二木曜日や第二金曜日などに配布ソリューションを自動化していたら気づきました。
毎月一日が水曜日だった場合、第二火曜日の翌日は第三水曜日になる
ということです。
例えば通常の月、概ねこのように第二火曜日の翌日は第二水曜日になります。
しかし、一日が水曜日だった月は、第二火曜日の翌日はちょうど第三水曜日になります。
タスクスケジューラでは、
単純に第○火曜日とか第○水曜日という具合にピンポイントで指定しかできないため、スケジュールで自動化していると、これにハマってしまい、
第一火曜日(Windows Update公開前)の翌日である第二水曜日に自動化されたタスクが実行される(けどWindows Updateは公開されていないため)何も起きない、ということが起きるわけです。
Windows Updateの自動化の際は気をつけようと思った
と、いうわけで、毎月第二火曜日公開となるWindows Updateを翌日の第二水曜日(あるいは第三水曜日)に配布動作させるための自動化をするには、何かしら考えておく必要があるんだなぁ、と思いましたが、これ、手堅く第三水曜日を配信日とする以外のいい方法が思いつきません。
でも毎月第三水曜日ではちょっと遅いって意見も出ており、悩ましいところ。
どうすればいいかなぁと思案中。