2018年8月のWindows Update。
6月・7月と苦労することがあったため、相対的にあまり致命的と思える不具合の症状には出くわしていないイメージ。
…かと思っていたら、ネットワークの不具合が出てきましたので対処という話、ご報告します。
以前<症状出てた、WUでネットワーク消失 - treedown’s Report>と内容が多少被っていますが、今回は今回で別途環境と対処内容を。
症状と対象PC
対象のPCはThinkPad X200、7462-4JJというモデル番号のPC。モバイルPCだけどモバイルできるほどバッテリが持たないという状況のPCです。ここにWindows10がインストールされている状態で利用されているPCです。※そういや前回はWindows7でした。
このPCでは、Windows Update後にOSの挙動がなんだか不安定になっていました。
具体的にはWiFiで利用している最中に無線LANが途切れる、ひどい時にはネットワーク接続がありません、といったメッセージが表示されることもあります。
無線LAN(WiFiアダプタ)のスイッチをON/OFFして無線LANの電源を入れ直すと再接続が動作し、無事無線LANが復旧することがほとんど。それでもダメな時にはPC再起動(OS再起動)で復旧です。
しかし、今回(この対処をしたとき)は状況が相違していました。
おや?無線LANが
Windows10のネットワーク接続を見てみると…
?ワイヤレスネットワークがない?という状態になっています。
本来は、
ローカルエリア接続=有線LAN、ワイヤレスネットワーク接続=無線LAN、と言う具合に二つのネットワーク接続が用意されています。もともと不安定だったのですが、ネットワーク接続が消失しちゃう、これが原因?
思い当たるフシはWUに
思い当たるのはWindows Updateの「ネットワーク接続、ネットワーク設定、が消失する」という症状。もう今年初めくらいからずーっとこの症状が内包されたWindows Updateの累積的な更新プログラムを適用しているので、今更な感じもしますが今更に症状が発生してしまったようです。
さっそく対処、確かMSのサポートサイトに記載があったのは…デバイスマネージャを起動して、ハードウェア変更のスキャンでドライバを読み込みし直す、という手順だったはずです。
さっそくやってみた
まずデバイスマネージャを起動します。
devmgmt.mscと入力して起動してもOKですし、コントロールパネルからデバイスマネージャを起動してもOKです。
起動したデバイスマネージャ画面で
ハードウェア変更のスキャンを実行します。コンピュータ名の箇所が選択されている状態で、メニューバーのハードウェア変更のスキャンという箇所をクリックすると、リロードされます。
これを実行すると、「プラグアンドプレイ準拠のハードウェアをスキャンしています...」というメッセージが表示され、ドライバが再度読み込まれます。
Windows Updateによってネットワーク関連のドライバに不具合が出た場合、2018年2月(3月だったかも)くらいから、現在に至るまで起きている症状の復旧方法としては、上述のデバイスマネージャからハードウェア変更のスキャンを実行するという手順がMSのサイトでも推奨されている手順となります。
実際どうなったかと言えば、これで、非表示状態となっていたワイヤレスネットワーク接続が再度表示され、無線LAN(WiFi)の接続も復旧できました。しばらく使ってみないとこれだけでOKなのかは断定できないところではありますけども。
Windows Update後にネットワークがちょっと変だな、と思ったら、上記のデバイスマネージャからのハードウェア変更のスキャンを実行してみることをお勧めします。あっさり解決するかも。