今日はちょっとしたTIPSです。
Windows10環境でLenovo Settingsでバッテリの充電制御をするためには、ThinkPad Settings Dependencyが必須ですよ、という話題。
Windows10のインストール後に
無償アップグレードでWindows10の権利だけ確保していたThinkPadが一台、環境の整備も兼ねてWindows10のインストールを進めて無事Creators Updateまで到達、さて、バッテリの充電制御のために過去の記事を参考にしてと…。
新しくなった?Lenovo バッテリーゲージを調べてみる - treedown’s Report
新しくなった?Lenovo Settingsで充電制御を試す - treedown’s Report
Lenovo Settingsを開いてメインメニューから「電源・省電力」を選択して「電源状況」画面を開くと、バッテリの状態を表現するトップ画面のバッテリ情報量が明らかに少なく、以前見た表記と変わっていました。※画像は正常な画面
画像では詳細に表示されていますが、その時は赤囲み部分の表示が少ない、という状況でした。
なんか変だなぁ、と思いつつ、スクロールしていくとあるはずの「バッテリ充電のしきい値」という項目もないし、その下にスクロールすると出てくるはずの「バッテリー内部ゲージのリセット」という項目もなくなっていました。前はあったのになぁ…?
※赤囲み部分が記憶と相違している部分
で、設定ができないから、なんでだろう?となったのがきっかけです。
必要なのは…
この状況で必要なのはThinkPad Settings Dependencyのインストールです。
これがないと、バッテリの充電制御がメニューに出てこない、これに気づくのに何回か再起動してしまいました。
併せて「Lenovo System Interface Foundation」も必要なのですが、これはインストール済みでした。ThinkPad Settings Dependencyだけうっかりインストールをしていなかったので、バッテリ制御の設定項目がLenovo Settings画面上に表示されないようになっていた、というのが原因。
さっそくインストール、と思いましたらば…
ダウンロードサイトで見つからない
Lenovoサポートサイトから探してみると、Windows10向けのパッケージ「ThinkPad Settings Dependency」がダウンロードできない状況に?おや?検索しても見つからない。
Windows8.1用のパッケージ「Lenovo Settings Dependency」はダウンロードできるよう提供されているのですが…、どうしたんだろう?
Lenovo Settings Dependency パッケージ (Windows 8.1 32bit, 64bit/ 8 32bit, 64bit) - ノートブック
http://support.lenovo.com/jp/ja/downloads/ds031946
ちなみにもう一つの前提パッケージとなる「Lenovo System Interface Foundation」はちゃんとWindows10用のモノが提供されていました。
Lenovo システム インタフェース Foundation Windows 10 (32bit, 64bit)
http://support.lenovo.com/jp/ja/downloads/DS105970
うーん、一時的に提供停止している、ってことなんですかね。見つからない。
仕方なく昔ダウンロードした古いバージョンのパッケージ(ファイル名:n1lsd08w.exe)を別のThinkPadから持ってきてインストール、新バージョンが公開された後にアップデートするようにしよう、ということでこの件は終わらせることにしました。
Lenovoさんには是非ともサイト公開を再開してもらいたいなぁと思っています。