treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

※https化しました。その影響でしばらくリンク切れなどがあるかもしれませんが徐々に修正していきます。 リンク切れなどのお気づきの点がございましたらコメントなどでご指摘いただけますと助かります。

3月の月例アップデートもスムーズ?

2月はアップデート配信が中止されたWindows Updateですが、順延された2月のアップデートも含めて3月に配信されました。
Adobe Flash PlayerやAdobe AIRも新バージョンが配信されていますね。
今日はこれらのアップデートが特に問題なかった、というご報告です。

Windows Update

Windows Updateは先月配信がMicrosoftがキャッチした不具合情報によって配信が順延されていました。

blog.treedown.net

こういうときって不具合が出がちなもんですが、どうですかね?
早速やってみました。

やってみたのはWindows7、Windows8.1、Windows10、いずれも手動でWindows Update画面から更新の確認を実行して手動で適用を確認しました。
結果…特に問題もなく完了しました。去年までの苦労はなんだったんだろうか?というくらい、拍子抜けです。(いや、本来はこれが通常動作ですよね。)
「更新プログラムを確認しています...」で止まる(ずーっとこれ)こともなければ、インストール後にエラーコードが表示されることもありませんでした。
よしよし。

f:id:treedown:20170316103255p:plain

3月のアップデートはどのOSもこれでOKです。

Adobe Flash Player

Adobe Flash Playerは「Adobe Flash Player Desktop Runtime (25.0.0.127)」に更新する、ということになっています。
詳しくはJPCERT/CCサイトで一応チェック。

Adobe Flash Player の脆弱性 (APSB17-07) に関する注意喚起

Active XのAdobe Flash PlayerはWindows8.1以降ではIEやEdgeには同梱されていますので、Windows 7だけにインストールすればいいのですが、台数が多いとちょっとした作業になっちゃいますね。
この間

blog.treedown.net

って話もあったんですが、このFlashのアップデート作業はそのうちやらなくてよくなるんですかねぇ。
Windows 7がある限りはやらなきゃいけないアップデート作業ですが、FirefoxでNPAPIプラグインのサポートが終了したら、少なくともFirefox向けに実施しているFlashのNPAPIプラグインのアップデート作業は必要なくなりますね。あとはFlash Active Xのアップデート作業はWindows 7ならやらなきゃいけないタスクということになりますが、Windows8.1以降のOSに全台移行するとWindows UpdateでアップデートされるのでFlashのActive Xプラグインも手作業は不要ってことになりますね。

ふと思った2020年のWindows 7サポート終了の時。またいろいろと作業が増えそうだなぁ…。