気がつけばもうお盆、長期休暇前で気になるWindowsUpdateの適用記録です。
悪意のあるソフトウェアの削除ツール
OS共通で配信
悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 - v5.116 (KB890830)
特に問題はなし。
Windows10
Windows10環境は22H2で確認。
- 2023-08 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5029244)
- 2023-08 x64 (KB5029649) 向け Windows 10 Version 22H2 用 .NET Framework 3.5、4.8 および4.8.1 の累積的な更新プログラム
特に適用には問題なし。
LTSB2016(Ver.1607)は、
- 2023-08 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の累積更新プログラム (KB5029242)
- 2023-08 Windows 10 Version 1607 (x64 版) 用 .NET Framework 4.8 の累積的な更新プログラム (KB5028952)
適用にちょっと時間が掛かったものの、適用自体はエラーなどなく正常に終了しました。
Windows11
21H2の環境。
- 2023-08 x64 ベース システム用 Windows 11 の累積更新プログラム (KB5029253)
- 2023-08 x64 (KB5029650) 向け Windows 11 用 .NET Framework 3.5、4.8 および 4.8.1 の累積的な更新プログラム
適用後に、
- Windows 11 x64 用 Microsoft .NET Framework 4.8.1 (KB5011048)
の適用が動作して、再び再起動が必要になりました。
22H2のほうでは、
- 2023-08 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5029263)
- 2023-08 .NET Framework 3.5 および 4.8.1 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 11, version 22H2 用) (KB5028948)
<Windows11のエクスプローラが遅くて困る - treedown’s Report>で困っていたように、普段からエクスプローラの動作が遅くなる現象でやや不便な環境となっています。更新プログラムで解消してくれると良いなぁ。
サービススタック更新プログラム
SSUの更新の確認。
https://msrc.microsoft.com/update-guide/vulnerability/ADV990001
Windows Server 2012(R2も含む)にSSUの更新プログラムがリリースしているようなので、Windows Serverの更新プログラム適用時には気にしておくようにします。
追記:
Windows Server 2012は月例更新適用時の再起動後にSSUが検出されました。
Windows Server 2012はSSU適用まで気にしておきたいです。(追記ここまで)
この他、気になった情報
お盆の長期休暇前なので、更新プログラム適用による不具合もそうですが、長期休暇を狙って脆弱性が突かれたらちょっと厄介です。セキュリティ情報は休暇中でも気にしておきたい所です。
JPCERT/CCがまとめている長期休暇前の注意喚起を読んでおくのがよさそうです。
■夏休みにおける情報セキュリティに関する注意喚起
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/heads-up/alert20230803.html
「長期休暇における情報セキュリティ対策」のリンクから、休暇前の対策と休暇明けの対策が解説されています。
長期休暇は嬉しいけど、セキュリティ対策の観点からはちょっと憂鬱という。