古いテレビでも音声をワイヤレスイヤホンで聴きたいので調べる

テレワーク普及で室内の音に気を配る必要が出てきてから数年、テレビの音声にも配慮が必要なことがあります。

有線のイヤホンを使えばいいのですが、そこをBluetoothワイヤレスイヤホンを使えないものか、調べてみました。

対象のテレビ

対象のテレビはちょっと前のSONY BRAVIAとなるKDL-24W600Aという型番の本体です。もう10年くらい前の機種ですが<BRAVIAで起動時に内部エラーと表示される - treedown’s Report>があったくらいで特に問題もなく動作しています。

有線LANの口RJ-45とWi-Fiはあるのでネットワーク経由でDTCP-IPクライアントとして動作できますが、Bluetoothは非搭載、ヘッドホンの端子はありますけどテレビの裏面でケーブルの抜き差しをする必要があります。

やりたいこと

テレビのスピーカーから音声はそのまま出力しつつ、同時にBluetooth機器（ワイヤレススピーカーとかワイヤレスイヤホン）で同時に音声を受信してスピーカーと同じ音声を聴けるようにしたい、という内容です。

取説は苦痛なく読める人間なので、改めてマニュアルを見ていたらヘッドホンの端子と内蔵スピーカーの同時出力ができることは見つけました。

ホームメニューから「音声設定」⇒「ヘッドホン使用時設定」から「スピーカー・ヘッドホン併用」を選択して設定します。

これでヘッドホンの端子にイヤホンを接続しているときでも、同じ音声が内蔵スピーカーから出力されることは確認できました。

これを有線のイヤホンでなくBluetoothワイヤレスイヤホンでやるのが目標です。なんだか一歩前進しました。

調べる

昔、FMトランスミッターを使ってFMラジオの電波としてオーディオプレイヤーから音楽を飛ばしていたことがあったので、なんとなく同じようなことができそうというのはイメージできました。

例えば、スピーカーの音声出力と、前述のヘッドホン端子のように同時に出力できる音声出力があれば、それで外付けレシーバーによるBluetooth化ができるんじゃないかと考えました。

SONY公式の情報を調べてみると、それっぽい内容がいくつか引っ掛かってきました。

■Bluetoothヘッドホン（サウンドバー/スピーカーなど）とテレビ本体の両方から同時に音を出したい（同時音声出力）
https://knowledge.support.sony.jp/electronics/support/articles/00291365

ここで光デジタル音声出力端子にサウンドバーなどのオーディオ機器の接続や、無線子機（トランスミッター）の接続で内蔵スピーカーとBluetoothワイヤレスイヤホンの両方から音声が出力できる解説が見て取れます。

■テレビの音声をウェアラブルネックスピーカー（SRS-WS1）またはワイヤレスネックバンドスピーカー（SRS-NS7）から同時に出すには？
https://knowledge.support.sony.jp/electronics/support/articles/00284885#section3

ここでワイヤレストランスミッターWLA-NS7の存在を発見しました。ネックバンドスピーカーSRS-NS7の付属品らしい。

ここから、以下のページにリンク、

■Bluetoothヘッドホンを、ワイヤレストランスミッタ―「WLA-NS7」を介してテレビにつなぐ方法 / テレビがBluetoothオーディオ機器の接続に対応してない（A2DPプロファイルに非対応）が、Bluetoothヘッドホンをつなげられないか？
https://knowledge.support.sony.jp/electronics/support/articles/00282388

ワイヤレストランスミッターWLA-NS7の説明が確認できます。テレビとの接続とかペアリングの方法などが解説されています。
SRS-NS7の付属品だけど、単体で購入することもできるらしい記述もありました。