SQL Server Express 2012を使っているSQLサーバの延長サポート期限が2022年7月に迫ったこともあって、バージョンアップを実施しましたのでご報告です。
SQL Server Expressのダウンロード
ダウンロードはMicrosoftのダウンロードセンターで実施しました。
(以下、本記事現在で使用したURL)
■Microsoft SQL Server 2016 Service Pack 2 Express
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=56840
ダウンロードファイルは「SQLServer2016-SSEI-Expr.exe」
■Microsoft SQL Server 2019 Express
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=101064
ダウンロードファイルは「SQL2019-SSEI-Expr.exe」
どちらを利用するかはインストールする環境や、サポート期間を見比べて決定することになります。
メディアのダウンロード
前述のダウンロードセンターからダウンロードしたファイルは、実際にインストールに使用するメディアをダウンロードするためのセットアップファイルみたいなものになります。
実行すると、インストールメディアをダウンロードするためのウィザードが開始します。
画面は、このような感じです。
「メディアのダウンロード」をクリックして選択します。
すると、次の画面で、ダウンロードするインストールメディアの詳細を選択する画面になります。
ダウンロード可能なメディアは三種類、使用中のSQL Server Express機能に合わせて選択します。例えばReporting Servicesを使っているようなら真ん中の「Express Advanced」一択です。
ちなみに、SQL Server Express 2019はダウンロードしたファイルをダブルクリックで起動したところで、いきなりこの画面になります。
選択箇所は2016と2019でかわらないようです。
種類を選択後、ダウンロード場所を指定して画面中の「ダウンロード」ボタンをクリック、実際のダウンロードが始まります。
ダウンロードはまずまずの速度で進行していきます。完了まで待ちます。
完了すると、この画面になります。
この画面は閉じて大丈夫です。
メディアファイルの展開
ダウンロードしたインストールメディアのファイルは.exe形式のファイルとなっています。これを展開します。
ダウンロードしたフォルダを開いて、
ファイルをダブルクリック
展開場所(デフォルトでカレントディレクトリ)を指定して、「OK」をクリック。
展開が始まります。
完了まで待つと、
このようにファイルが展開されますが、自動的にインストールが開始しました。
アップグレードインストールの実行
アップグレードのためのインストールはファイルを展開するとこの画面が表示されます。
ここから「以前のバージョンのSQL Serverからアップグレード」を選択してバージョンアップを実行します。
次の画面で、
ライセンス条項などの同意をして「次へ」をクリック
インストールが開始、進行していきます。しばらく待つと、インスタンスの選択画面になります。
デフォルトの「MSSQLSERVER」のインスタンスしかありませんので、この状態のまま「次へ」をクリックしました。
インストールが進行していきます。しばらく(けっこう)待つと、
再起動を促すメッセージが表示されました。
OKをクリックして画面を閉じます。(自動的に再起動するするわけではありませんでした。)
他の画面でインストール結果が表示されています。必要な情報を閲覧したら「閉じる」をクリックして画面を閉じました。
これ以降、手動でOSを再起動し、作業を完了しました。あとはDBに係わる処理を実際に実行してみてエラーが出ないことを確認し、バージョンアップを完了させました。