treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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MS製品のサポートやアップデートに変化あり?

なんだかMicrosoft製品の界隈でいくつかの変更点が話題になっています。
新たな火種になるか、はたまた希望の光になるか、気になるところです。未確認情報が中心です。

Office365のサポート環境が再度変更に

以前、

WindowsやOfficeのサポート期間に変化が。 - treedown’s Report

ここで、
「Office365でサブスクリプション型のOffice」であるOffice 365 ProPlusを利用している場合、「2020年1月14日に旧OSが切り捨てられてサポート対象外」となるOSが三種類あるという話。
この話はどうやら変更があったようで、「Windows8.1/Windows Server 2012/2012R2、2016/Windows10 LTSC(LTSB)」がサポート対象外になる、という発表だったのが、どうもサポート対象が変更になったらしい、という話を聞きました。
(※まだ教えてもらったっていうだけで、裏は取ってないのですが)
どうやら、Windows8.1とWindows Server 2016は2020年1月14日のサポート対象外から外れる模様(つまり、2020年1月14日移行もサポート対象になる模様)なのです。
しかし、まだ以前調べたページ
https://blogs.technet.microsoft.com/mpn_japan/2018/02/03/changes-to-office-and-windows-servicing-and-support/
こちらでは特に更新情報はないので、裏が取れてない、という状況ではあります。

教えてもらったのは、Office 365 ProPlusは
「Windows8.1でOffice 365 ProPlusは引き続き利用可能、OSのサポート終了となる2023年1月までのサポート」
「Windows Server 2016もOffice 365 ProPlusが引き続き利用可能、OSのサポート終了より先だが2025年10月までサポート」
(※Windows Server 2016はメインストリームは2022/01/11終了、延長サポートフェーズは2027/01/12終了)

ふーむ、なるほど、ひとまずクライアントOSとして使われているWindows8.1はOSのサポート終了までOffice 365 ProPlusを使えるようにしますよ、ということですか。正しい方向に修正してくれたってことなのかなぁ。

追々、裏付けを取れるように調べて見たいと思います。

Windows10の大型アップデート適用方法が変わる?

これもまだ聞いた話なのですが、
「Windows10の大型アップデートの適用方式が変わるかもね。」
って話。

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そもそもまだ1903が抱えている問題に対処しきれていない状況にあるなかで、次期大型アップデートの1909がリリースする動きになっています。
ですが、この1909のアップデートはどうも今までの大型アップデートと違う方式を採用しているような話になっているよう。

1903を適用しているWindows10は1909の大型アップデートを実行する場合、「月例更新と同じようなアップデート操作で大型アップデートが適用されるようになる」ということのようです。1809以前のOSでは以前と同様の大型アップデート適用(時間が掛かる方)のままとなります。

つまり今までの大型アップデートではPCが使えなくなる時間が存在していたのですが、これが短縮されて、月例更新を適用しているのと同じ感覚で大型アップデートが適用されるってことみたいです。
(※あくまで1903が適用されているWindows10において1909への大型アップデートは月例更新のような小さいインパクトでアップデート可能だよ、ってことで、これ以前の1809や1803が適用されているWindows10では従来と同じように大型アップデートの適用に数時間かかる従来方式でのアップデートになるそうです。)

月例更新と同じ方式で(つまり以前のWindowsのような品質更新プログラムのような提供方法になる?)Windows10の大型アップデートの適用ができるようになるのなら、半年に一回の大型アップデートの適用でえっちらおっちら作業する時間を取られることも少なくなるかなぁとちょっと期待。
でも2020年の大型アップデートが更新内容が多くて1909は軽微な更新だからこの方式での提供になるのかもしれない、という見方もあって、まだどう転ぶのかは来年にならないと分からないのかもしれません。

うーん、これも、前々から思っていたのですが、半年に一回って頻度が多すぎて検証が追いつかないんですね。サードパーティ製品を絡めて不具合が発生してしまうとサードパーティ製品のメーカもWindows10のアップデート速度に追いつけてない状況もあるのではないかと。

なんかこの辺はもうちょっとOSとして保守的なほうがいいなぁと個人的には思うところ。とはいえDebianくらいだとやり過ぎかもしれないけど。

とかく地獄のWindows Updateをなんとか楽にさせて欲しいと思う今日この頃です。