2019年もスタート、早くも本年最初のWindows Updateが配信開始。
でもなんか様子がヘンです。
正体はいまだ不明ではありますが、変なところをご報告。
なお、Windows7はまだやってません。時間が取れていないのに加え、なんか問題がたくさんあるそうでチョット二の足を踏む状況です。
2019年1月定例のWindows Update(月例パッチ)
1月3日にExcelがオカシイ件<なんかExcelがオカシイ…WUのせいだった。 - treedown’s Report>から一週間が経過、とりあえずセキュリティアップデートでなかったExcelパッチは適用されないよう除外設定で落ち着きました。
で、翌週に公開された月例パッチ、一部パッチで問題あり(※後述「迷い中」に記載)なものの、取り立てて対処を急ぐものはなし。
※迷い中
今月の月例更新プログラムの中に含まれるKB4461614のインストールでAccess2010が正常に起動しなくなるいう事例があるようで、配信を停止するかどうかを迷っているところです。
ただ、前回のExcelと違ってKB4461614はセキュリティアップデートを含めた新元号関連の更新を含めたパッチなので、適用しないとセキュリティアップデートを適用しないことになってしまうことが悩ましい…。
詳しくは:↓こちら
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4461614/description-of-the-security-update-for-office-2010-january-8-2019
ちなみに、世間的に大きく取り上げられているのは
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4480116/windows-10-update-kb4480116
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4480963/windows-8-1-update-kb4480963
Windows10やWindows8.1の更新プログラムのページにある、(以下引用)
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After installing this update, third-party applications may have difficulty authenticating hotspots.
このアップデートをインストールした後、サードパーティアプリケーションによるホットスポットの認証が困難になる場合があります。
Microsoft is working on a resolution and estimates a solution will be available mid-January.
マイクロソフトは解決策を検討しており、1月中旬に解決策が提供される予定です。
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と、記載があるように、WiFiの認証関連で問題がある模様。
でも管理下にあるPCは、すべて(数台を除くほとんどが)WindowsのOS機能でWiFi接続の管理をしているため、影響はなさげ(軽微)です。
とりあえずWindows10&Windows8.1
Windows7はまだ手が回っていないので、ちと後回し。
とりあえずWindows10とWindows8.1のアップデートを実行し終わりました。
Windows10 バージョン1809
Windows10 バージョン1803
Windows10 バージョン1709
おや?バージョン1709だけ更新が来てないなぁ…。1台しかないからちょっと調査中。
※追記:自分で更新プログラムの適用を(設定で)数日遅らせているPC(なことを忘れていたことが原因)でした。とりあえず現状は未適用ですが、数日後適用される予定。
Windows8.1
特に問題なし、
おまけにLTSBバージョンも
Windows10 LTSB 2016(バージョン1607)
Windows10 LTSB 2015(バージョン1507)
どれも特に動作上の問題は出てないかなという感触。
ですが、各更新履歴を見て不審に思うのが、Windows10の更新に一点あります。
2018-10 x64 ベース システム用 Windows 10更新プログラム=?なぜ?
更新履歴を見ていくと、
2018-10 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 更新プログラム (KB4091664)
とか
2018-10 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1507 更新プログラム (KB4091666)
とか
2018-10 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1803 更新プログラム (KB4100347)
といった
「10月分と思しき更新プログラムが再度(改めて?)適用されている、と言うのがあります。
これって確か累積的な更新プログラムなので、過去の適用をせず最新だけ適用しておけばよかった、というたぐいの更新プログラムじゃなかったっけ?という疑問も。しかも毎月アップデートの適用は実行しているので今更昨年の10月の更新プログラムの適用が必要になるというのも変な話。
でも、適用されてしまっているので、いまさらどうこうってのもないのですが、なんか気持ち不安だな、というのはちょっとあります。
これ、何なんだろう。
※追記:
コメント欄で正体は「Intel 製マイクロコードの更新プログラム」とご指摘いただきました。ありがとうございます。KBの解説に「Intel は検証を完了し、スペクター バリアント 2 (CVE 2017-5715: "ブランチ ターゲット インジェクション") を中心に新しい CPU プラットフォームのマイクロコードのリリースを開始しました。 」と記載があるので更新版が配信されたっていう事なんだと理解しています。
最近は「問題が起きないならまあいいか」という程度の期待値でWindows Updateに接しておりますので、深く追求することもないですけど。気にはなります。
次はWindows7とサーバ
まだやってないWindows7とWindows Server関係のアップデートですが、気が重いなぁ…。
特にサーバでは、
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4480966/windows-10-update-kb4480966
に記載のある、
Known issues in this update(このアップデートの既知の問題)を見ると、
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SqlConnection can throw an exception.
「SqlConnectionのインスタンス化が例外をスローすることがあります。」
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と、.NET Frameworkの更新でSQL関連の問題が起きるとか
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After installing KB4467682, the cluster service may fail to start with the error “2245 (NERR_PasswordTooShort)” if the Group Policy “Minimum Password Length” is configured with greater than 14 characters.
「KB4467682をインストールした後、グループポリシーの "Minimum Password Length"が14文字を超えて構成されていると、クラスタサービスがエラー "2245(NERR_PasswordTooShort)"で起動しないことがあります。」
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というクラスタ環境で問題を起こしそう(と思われる)既知の問題・エラー提示されています。