NTTドコモの携帯電話サービスから気になるサービスが出てきました。
ワンナンバーサービスというサービスです。
これについて夢見がちな願望をツラツラと。
ワンナンバーサービスが気になる今日この頃、という話から、
ワンナンバーフォンこそSONY製品の出番じゃないか?に繋がる話です。
ワンナンバーサービスとは
ドコモからリリースされたサービスは「ワンナンバーサービス」と言いまして、一つの電話番号をスマートフォンと他の携帯電話(ワンナンバーサービス対応端末=ワンナンバーフォン)の二台で共有して、音声通話やショートメールメッセージ(SMS)を二台の端末で利用することが可能になるサービスです。ガラケー(フィーチャーフォン)とスマートフォンの二台持ちをしている場合、こっちに乗り換えればドコモ一つの契約でワンナンバーフォンで電話をするようにしていれば、持ち出すスマートフォンはその場(その日)の気分で使い分けることができるということもできそうな、二台持ちユーザが幸せになれそうなサービス。(ただしスマートフォン側の対応OSはAndroid 8.0以降なので最近の機種じゃないと使えないよう)
SIMをいちいち入れ替えなくても2台で一つの電話番号を共用して同時に待ち受けできるので、電話だけ使う時にはワンナンバーフォンを持ち出せばいいですし、フル機能使うような時にはスマートフォンを持ち出せばいい、あるいはスマートフォンの電池が切れそうなときでもワンナンバーフォンさえあれば電話を採り逃すこともなく安心、という、ビジネス用途に適してると思えるサービスです。
昔、ドッチーモってのがありましたがあれの逆パターンみたいなもんですね。
ワンナンバーフォンは…
ひとまずワンナンバーフォンは一機種、ZTE Corporationから発売されているON01という機種が対応機種として発売中となっています。
いかにもな電話機、スマートフォン用の子機と称しているだけあってきっちりと電話機能に絞り込んだよさそうな機種に見えます。
電話のボタンもポチポチ押せるキーでシンプルイズベストな電話機そのものに見えます。
ただ、これの外観をみて思ったのですが…、
これこそ、SONYの出番なんじゃないか?
と、思ったものです。
過去の名機preminiを思い出す
2004年夏、その機種はリリースしました。名をpreminiと言います。
クラムシェルと呼ばれる折り畳み型の形状が全盛の中で、ストレートタイプの従来にはない小型の携帯電話として生まれた携帯電話。小さいながらも決して使いづらさはなく、よく研究された階段式のボタンは押しやすさと小ささを両立しており、通話も問題なくできたものでした。
人気を博した小さい携帯電話preminiはその後premini-S⇒premini-Ⅱ ⇒premini-ⅡS⇒RADIDENと次々リリースして、最終的にはFOMAでSO902i⇒SO902iWP+と二機種リリースされるまでになりました。
その後はストレートタイプの携帯電話がリリースされることはありませんでしたが、
いまこそ、
preminiなんじゃないか?
などと思ったのです。ワンナンバーフォンをpreminiで実現するってのはとてもしっくりくるように思います。
あくまで個人的に思った妄言じみた話ではあるのですが、あの頃のSONY(正確にはソニーエリクソン)の携帯電話機種はどこか他のメーカーと差別化されるような努力が見え隠れしていて、所有する喜びってのを与えてくれていたような感じがします。
そもそも二台持ちするのは、一日電池が持たないこともあるスマートフォンに電話という機能を担当させるのには(仕事の関係上)不安があるから、という理由があります。そのため電話は電話に最適化されたフィーチャーフォンを使い続けているという事情があります。
でもよく考えてみたら、このワンナンバーサービスであれば、ドコモ1契約でスマートフォンに移行しながら電話は別の電話機で利用できるという理にかなった状況になります。これはよさそうに思えます。
後は電話機が好きになれるかどうか、と言う点がポイントです。
preminiが好きって人は結構(当時は)多かったような印象があります。
preminiなワンナンバーフォンが見たい
そこで、この表題のようにpreminiなワンナンバーフォンが見たい、使ってみたい、と思う懐古趣味にも似た想いを馳せてしまうわけです。
ついでに+JOGなんかも復活させてくれたらオールドファンは喜ぶんじゃないかと思います。(主に私ですが)
ワンナンバーフォンで、キーパッドの部分は
こんな感じで、シンプルに電話だけ使えるワンナンバーサービス対応機種をリリース、Xperiaの子機として最適な電話機、これこそpreminiの真骨頂な気がします。
ソニーさん、お願いできませんかしら。