早速届いたRaspberryPi3<早速届いたRaspberryPi 3を開封 - treedown’s Report>
早めに仕上げておかなければいけないので、今日は初期セットアップと接続確認を実行します。
今日はその模様をご報告します。
主な趣旨は、セットアップは二台やらないといけないので、1台のセットアップを記録しておいて、あとでもう一台セットアップするために自分用に残しておく記録です。
真っ先に
RaspberryPi3は前回まででRaspbianのOSイメージがDDで作成された状態まで持っていきました。
これで配線して電源を投入するとRaspbianが起動します。RaspberryPi2までは初期セットアップにキーボード操作が必要だったのですがRaspberryPi3になってからはまったく不要のようで、LANケーブルさえ繋いでおけば勝手にDHCPからIPアドレスを取得、SSH接続ができる状態でOSであるRaspbianが起動しました。HDMIケーブルを接続しておくとデスクトップ環境がユーザpiでログインした状態で起動してきます。ここまで操作不要、とは進化していますね。
まず、真っ先に記事用のスクリーンショットを取るためにxrdpをインストールしてリモートデスクトップ接続ができるようにしました。
$ sudo apt-get install xrdp
インストールすると、piユーザでのリモートデスクトップでの接続ができるようになります。piユーザはパスワード変更しておく必要がありますね。後でやっておきましょう。
初期設定:日本語対応
日本語化するためにはGUIで設定も必要ですが日本語フォントを入れておく必要があります。
例えばIPAフォントインストールなら
$ sudo apt-get install fonts-ipafont fonts-ipaexfont
等のようにします。ibusも入れておきますか。
$ sudo apt-get install ibus-anthy
日本語環境をインストールしておきます。
日本語manページも入れておきます。
$ sudo apt-get install manpages-ja manpages-ja-dev
ここまではSSHでもデスクトップからの端末(ターミナル)でもいいので、CUIでの実行です。
ここからGUIに移ります。
メニューから「Raspberry Pi Configuration」を起動します。
図:メニュー起動
起動すると、RaspberryPiの設定らしきものが見えます。ホスト名とかは後で変更しておくようにします。
図:Raspberry Pi ConfigurationのSystemタブ
起動したウィンドウから「Localisation」タブを選択し、「Set Locale」をクリック
図:Localisationタブを選択
選択すると、「Locale」と言う画面が表示されるので、日本語化します。
図:日本語選択
選択するとSetting Locale - Japanese...みたいな表示が出て日本語化設定が動作します。このまま続けてタイムゾーンの設定もしてしまいましょう。「Set Local」の下にある「Set Timezone」をクリックします。
図:Timezone設定
デフォルトETCとなっている箇所をJSTにするため「Japan」を選択します。
キーボードも私はトラベルキーボード(日本語)を利用しているので、合わせて設定しておくようにします。
ひとしきり設定が終われば再起動します。
再起動後、日本語が反映され、ゴミ箱やスタートメニューが日本語になります。またibusをインストールしたので日本語の入力もできるようになっています。
図:日本語有効化されたデスクトップ