treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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(1/2)Microsoftを心配するブログ

最近、Microsoftが変だ、と思って心配しています。
いや、そんな吹けば消し飛ぶような個人事業主に心配されるようなもんじゃないし、大きなお世話だ、というのはわかっていますが、なんとなく。

雑談的な記事。

以前に

(1/2)ボリュームライセンスの発行で問題が起きてるらしい - treedown’s Report
(2/2)ボリュームライセンスの発行で問題が起きてるらしい - treedown’s Report

という記事、このほかでもいくつかあったのですが、ここしばらくのMicrosoftは裏目裏目に出ている気がしてなりません。

昔ほどの安定感がない

Windows Updateの動作がおかしいとか、アップデート適用したら致命的な不具合が発生するとか、昔にもちょくちょくあるにはあったのですが、なんだか昔より深刻度が増しているような感じは受けるのです。
Windows Update以外にも、今回のボリュームライセンスのサイトの件も不具合発生で正常に利用できなくなっている、という件もそうですが、ライセンスアクティベーションもちょくちょく(昔より頻度が上がったような気が)不具合が出ることがあります。

ただ、一ユーザとしての感覚なので、世の中すべての人に当てはまるものではありませんが、「Microsoft自らが仕組みを複雑にしてしまい、その複雑さに自身が振り回されている」(正確には仕組みの運用部隊やコールセンターが直撃を受けてる、って感じもします。)

個人的には、Windows2000とかXPのSP2-SP3の時代とか、Windows 7のSP1が公開されたあたりのWindowsは安定していた=安心して使えていた、もっと言い方を変えると、「OSの挙動をいちいち意識しなくてもPCが使えていた」時期でした。このくらいの時代のようなOSが出しゃばってこないくらいの「いい意味での影の薄さ」を持ったOSが個人的には好感が持てます。
あくまで主観ですが。

誰得なコレジャナイ感

もう一個の心配ポイントは、「新しいもの」に対する取り組み方への心配です。
有名なところではWindows8のUIが世界的に有名になりました。誰しもが
「これじゃないんだよなぁ…。」
と思ったあの操作感覚、Microsoftとしてはスマートフォン時代に向けたタブレットとPCを融合したUIというPRをしていましたが、個人的には
「いや、Windowsで使いたいのは、デスクトップであり、エクスプローラでファイルを操作して、スタートメニューからデスクトップアプリを起動したいんだ。」
と思ったものです。

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図:Windows7のスタートメニュー:これの正常進化でよかったんだけどなぁ…としみじみ思います。

そのうち、Windowsアプリストア(現Microsoft Store)がPCのデスクトップモードにも組み込まれるようになって、うーん、なんか違うんだなぁと思う今日この頃です。
フリーソフトもシェアウェアもWindowsアプリストア経由から配布されるような想定で「Windows」という世界が回っているような感じがするのですが、正直アプリストア経由でソフトウェアを導入するのはコンシューマーのPCならいいのですが、会社内のPCを制御するには(いままで管理していて手法が通じず、何かしら別の道具を用意しなきゃいけなくなるので)ちょっと今一つです。

私だけなのかもしれませんが、Windows8以降でMicrosoftが
「どうです?スゴイでしょう!」
って誇らしくPRするものって、半分くらいは「なんか違うなぁ…」というコレジャナイ感があって、スゴイ心配です。昨今はどんな大企業でも失策を繰り返していれば時代の流れから取り残されてしまいますから。

 

ちょっと長く(眠く)なりましたので、続きはまた明日