Skypeのサービスが2025年5月5日終了、と報を受けてしばらくそのままにしていたのですが、いよいよ期限が迫ってきたことで、自環境のSkypeをTeamsに移行してみたためご報告です。
Skype画面からTeams移行を開始
Skype画面上部に5月の廃止とTeamsへの移行を促すメッセージが表示されています。

ここの「Teamsの使用を開始する」をクリックして移行を開始します。
すると、

この画面が表示され、移行をスタートさせます。「詳細情報」とあるリンクはTeamsのページ<https://support.microsoft.com/ja-jp/office/microsoft-teams%E7%84%A1%E6%96%99%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%97-08fd2b61-1c3e-47e2-821b-d312709b933d>へのリンクです。
「続行」をクリックすると、

Teams画面が起動してきます。「始めましょう」をクリックすると、直近で使っていた画面が表示され、

Teams画面にこれまでSkypeで使っていた会話が表示されるようになっていました。
別の会話を選択すると、

Skypeで表示されていた画面と同じ表示でTeamsに表示されることが確認できました。
写真(画像)入りのチャットであっても、

特に問題なく表示されるようです。移行はあっけなく(数秒で)完了してしまいました。
追加設定
Teamsのアップデートが動作したので、Teamsの再起動を実施したところ、追加でプライバシー設定の画面が出てきたため、確認して設定するようにします。
「他のユーザがあなたと接続できるようにする」という画面が出てきました。

「プライバシー設定を管理」をクリックして設定画面を確認してみます。

設定は以前にSkypeで実施した、「他のユーザから見えなくする設定」を引き継いでいたようで、検索から見えないようになっていました。画面のようにOFFになっていれば見知らぬIDからの連絡を防ぐことができる(はず)です。
また、プライバシーの設定画面を開いて、

この画面で「プロファイルの管理」を確認してみます。
プロファイルの画面では、各IDが表示され、

このように「非表示にする」が選択されていることが確認できました。これもSkypeから設定を引き継いでくれているようです。
あとは、「設定」⇒「一般」から

Teamsを自動的に起動するか選択できます。必要な時に手動で起動するからPC起動時はTeamsが起動しないようにしたい、という場合には「Teamsを自動的に起動する」をOFFにしておきます。
移行は一瞬なのでやっておく
やってみた感想として「一瞬で完了する」という印象が強かったです。5月5日に迫ったSkypeの終了期限を前に、判断が付かないようであれば「とりあえずTeams個人用に移行しておく」「移行した後に既存のデータをどうするか考える」という考え方もアリだと思いました。
幸いデータバックアップは廃止の5月5日以降も手段が提供されるので、データバックアップしてSkypeをPC環境では廃止してしまう、という場合には今回の手順でなく、別の手順でデータだけ取得しておくことになります。次回、データバックアップをやってみようと思います。