去年から、iPhoneに機種変更したのですが、昔使っていたiPhone 3G以来久々のiPhoneでして、iOSもそのころのiOS 4.2からiOS14に進化しており、いろいろと戸惑いが。
使う上で引っ掛かった点を自分用に備忘録としてメモしておきます。
iPhoneを開く
去年の2年縛り終了の月にタイミングはここしかないと考えて機種変更をすることになりました。
機種はiPhone SEの第二世代にしました。
iPhone12という選択肢もあったものの、やはり高価で電話がメインでの利用になることもあって、安価に使い始められるiPhone SEを選択しました。小さいのもいいですね。
付属品はACアダプタにケーブル、Lightning端子接続用のイヤフォンもセットになっていました。
さっそく使い始めてみますが、最初に躓いたのは大きく二箇所。
アドレス帳のグループ機能がない?
ショップで機種変したのですが、機種変後の連絡先アプリを開いて
「全アドレスがフラットになっとる…。」
さっそくショップで質問。
「アドレス帳はグループに分けていたのですが、iPhoneはどうやればいいんです?」
すると、ショップの店員さんは
「iPhoneではアドレス帳はグループ分けできないですね~。ちょっと複雑です。」
えぇ…、できないのか…。
と、思っていたら、なんだちゃんとできるじゃないですか。
解決策:
iCloudにアカウント登録しiPhoneと同期、iCloud側の連絡先アプリから同期された登録のあるアドレスを手動でグループ分けすることが可能。
さっそくApple IDを作成してicloudにアクセスしグループを作成してコツコツと以前の携帯電話で利用していたようにグループ分け。
よく考えると、確かに"iPhoneではグループ分けはできない"ですね。iCloudを使う前提ということです。
WiFiに見慣れないMACアドレスが
iPhoneを使うWiFi環境ではMACアドレスでアクセス制御やスケジュールでの通信設定を実施していました。
そのため、接続したことがないMACアドレスが接続されるとアラートが出るようになっているのですが、予めMACアドレスを登録しておいたのに、アラートが発生しました。
しかも見慣れないMACアドレス。
調べて見ると、これはiOSで提供されたプライベートWiFiアドレスという機能であることが分りました。
■iOS 14、iPadOS 14、watchOS 7 でプライベート Wi-Fi アドレスを使う
https://support.apple.com/ja-jp/HT211227
なるほど、WiFiネットワークによってMACアドレスをiOSが生成してくれるので、デバイスを特定しづらくするような機能のようです。
これ自体は悪くない機能なので、そのまま有効化しておき、プライベートWiFiアドレスで提供されたMACアドレスも併せて登録することにしました。
プライベートWiFiアドレス自体は、同じWi-Fiネットワーク(たぶん同一SSID)に接続している限りは変更されないようですし、iPhoneで「ネットワーク設定をリセット」機能を使ったりデバイス消去をしたりしない限りは同じMACアドレスが使われるようです
設定アプリの「一般」⇒「情報」から確認出来る「WiFiアドレス」で確認できる情報はデバイスの純粋な(NICの)MACアドレス。
設定アプリの「Wi-Fi」の項目からSSIDの情報画面を開いて表示される「Wi-Fiアドレス」の欄に表示されているMACアドレスは、プライベートアドレス機能でiOSが仮想的に提供してくれているMACアドレスになります。進化しているもんですね。