nanacoのチャージでポイントが付与される、この一点でヤフーカード(YJカードとも言う)を使っているのですが、このサービスが廃止されてしまう、という悲しいニュース。
ちょっとした雑談です。
nanacoチャージでポイント付与
nanacoをクレジットチャージすることでポイントが付与されるというカードは昔はかなり選択肢があったのですが、徐々にそのポイント付与サービスを廃止するクレジットカードが減少、いまではもう数えるほどしかありません。
以前はKAMPO STYLE CLUB CARDを使っていたのですが、nanacoクレジットチャージでポイント付与が廃止されることになり、乗り換えが必要になりました。
そんななか、Yahoo!JAPANのネームバリューからワイジェイカードでヤフーカードを契約、カードの支払いを移し替えて…、事務処理に手間が掛かりましたが、移行完了。
nanacoチャージは公共料金の支払いで有効に利用させてもらっています。
移行完了、その一年後に
さぁ、これでしばらくは…、と思っていたら、その一年後、なんとも言えない悲報が。
PayPay・nanacoクレジットポイント変更のお知らせ - お知らせ - Yahoo!カード
ヤフーカードもポイント付与が廃止されてしまいました…。2019年2月1日時点で既に廃止しています。
これはショックです。
ショックを受けていても何も前進しないため、情報収集してみました。
やはり乗り換えている(乗り換えを検討している)ユーザが多いような感じがします。
nanacoといえば7&I HD(セブン&アイ・ホールディングス)のグループです。
と、なると、同じグループの会社で展開されているセブンカード・プラスがいちばんよさそう、という結論(※)に達しました。
※今後、nanacoのクレジットチャージでポイント付与というサービスは減っていくと思われる状況ですが、それでも旗本的なグループ会社なら一番最後までそのサービスをやってくれるだろう、という目論見です。
窓口で聞く
最初は窓口でサクッと申し込みしてしまおうと思っていました。
さっそく近所のイトーヨーカドーのサービスカウンターへ…。
でもいざ行くと、
「一体型と紐付型のどっちにしますか?」
ん?そんな種類が?
不勉強でした、申し込みにあたっていくつか選択する内容が存在しているようです。
「カードとnanacoが一枚で済むカードが一体型です。」
もうnanacoカード持っているから、それを使いたいんですけど…。
「それでしたら紐付型ですね。」
あと、注意点として、"モバイルnanacoのクレジットチャージをするなら、紐付型"というのも知りました。
つまり、一体型は一枚に収まっているnanacoにしかチャージができないので、カードタイプのnanacoとスマートフォンアプリであるモバイルnanacoの二つをクレジットチャージをするなら紐付型じゃないとダメみたいです。
なるほど。
で、最後に。
「紐付けしたい既存のカードの紐付けは、申し込み前に解除してください。」
ん?じゃあ、いま申し込みはできない、ってこと?
「そうですね、既存のカードの紐付けを解除していただかないと、既存のnanacoカードを紐付けして申し込みはできません。
紐付け解除してから、またいらしてください。」
残念ながら、出直しのようです。
出直しじゃなくて、やっぱWebから申し込みすればいいんじゃないか?と考えて、サービスカウンターを後にしました。
とりあえず帰宅後、ヤフーカードの紐付けを解除し、後日、申し込みを開始。
申し込むも…、ちょっと一頓挫
こうしてWebサイトからセブンカード・プラスに申し込みをしてみました。
今回はWebからの申し込みを実施、Webからだと各種証明書類の提出は代替手段で申し込みが完了できるのでなかなか良い感じです。
早速申し込み処理を実施(とはいえ、こういうのってそれなりに手間が掛かります)して、待ちの期間が来ました。
在席確認ということで、携帯に電話が着信したのですが、それには出ることができなかったので、折り返し。
折り返したら、ご丁寧に本人確認を実施、所定の手続きは完了した…、かに思えました。
しかしその数時間後…、
ん?
「今回はご意向にそえないこととなりました。」
うそ?
いままでこんなことなかったので、かなり焦りました。
さっそく問い合わせ先電話番号に電話。
詳しく会話を掲載することは避けますが、どうやら
「固定電話を持っていない人は、審査に通りません。」
ということのようです。
※もうちょっと詳しく記述すると、申込時の勤務先住所に固定電話がない、という場合に審査に落ちるようです。
固定電話、このご時世に必要性はかなり低下していると思っていましたが、まさかこんなところで重要になっているとは思いませんでした。
でも、今どき固定電話がないと審査に落ちるって…、固定電話があることは信用の証、って神話の時代の話くらいの印象でしたが、まだまだこういうのあるんだなぁ、と実感しました。
とりあえず代替策としてIP電話(固定電話の代替をIP電話でやっている)で再審査をしてもらえるよう電話でお願いし、再び審査となりました。
再審査は多少時間を要したものの、何とかIP電話でも固定電話と扱ってくれたようで、無事再審査は通って、カードを入手することができました。
チャージにポイントは廃止の流れ
ちょっとしたことで危うく失格を言い渡されてしまいましたが、どうにか復活し、ようやく届きました。
クレジットチャージでポイント付与は、税金や公共料金の支払い(この支払いにはnanacoポイントが付かない)にご褒美的なリターンが期待できるサービスです。なにせ「普通に支払うとポイントは付与されないが、絶対支払わなければならない支払い」という性質があります。
追記(2020-03-06):
この後、2020年3月12日から、nanacoクレジットチャージサービス対象カードが、セブンカードに限定されることが発表されました。
既にnanacoクレジットチャージ登録が済んでいるクレジットカードはそのまま利用可能のようですが、新規登録はセブンカードしか受け付けなくなるため、クレジットカード会社のサービス改定でポイントのメリットがなくなると乗り換え先がセブンカード一択になるようです。
この時の考え方は間違ってなかったと改めて実感しました。