定例外ですが、Windows7にサポート終了の通知画面を表示する更新プログラムに新しい動きがありましたので、ご報告します。
いよいよWindows7サポート終了まで2ヶ月ちょっとということで。
やってきた更新プログラム
10月17日の公開日付で、
2019-10 x86 ベース システム用 Windows 7 更新プログラム(KB4524752)
が配信されてきました。
これをインストールすると…
Windows7のサポート終了に向けた通知が表示される、という更新プログラムのProfessionalとEnterpriseエディション向けになるようです。
セキュリティ関連の更新プログラムではないので、インストールしなくてもかまわない扱いなのですが、他のユーザPCから問合せが来たときの参考になるかもしれない、と思ったのでさっそく入れてみることにしました。
インストールは一瞬で終わってしまいます。
完了です。「インストール後再起動が必要になる場合があります。」という表記があったのですが、再起動不要でした。
こうして更新プログラムを入れつつ、不安もあったので、ちょっと調べてみることにしました。
KB4524752の簡単な概要
KB4524752はWindows7 Professional向けのサポート終了通知を表示する更新プログラムで、これまで企業向けエディションとされてきたProfessionalとEnterpriseエディション向けには各種Homeエディションにあったサポート終了の通知(正体はKB4493132という更新プログラム)が配信されていませんでした。
※Ultimateは家庭用扱いということで<Windows7のサポート終了通知が来た - treedown’s Report>にあるように表示されていました。
これがいよいよ、企業向けエディションということで控えられていた他のエディションに対してもどんどん警告出していこうという方針みたいですね。
通知の内容自体はKB4524752とKB4493132の両方の更新プログラムで相違しない模様、なので、サポート終了のお知らせ画面自体はどちらの更新プログラムであっても(つまりどのエディションであっても)同じ通知画面が表示されるようです。
おそらく、以前のKB4493132と同様にレジストリのエントリとタスクスケジューラへの設定が追加されるものと思われます。
このKB4524752の詳しくはコチラ
このページ内に興味深い記述が。
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We do not recommend uninstalling update KB 4524752 as it will be downloaded again the next time the device scans for updates.
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アップデートKB 4524752をアンインストールすることはお勧めしません。次回デバイスがアップデートをスキャンするときに再度ダウンロードされるためです。
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非表示にしても「無駄無駄無駄無駄ァッ!」とばかりに、ラッシュが来るのかもしれません。
とかく、インストールしてしまいました。
対象のPCはあまり重要でない(業務じゃない)環境のWindows7ということもあって、サポート終了の通知画面を表示する更新プログラムKB4524752をインストールしてしまいました。
インストール後、通知の画面はまだ表示されていませんが、この後来るのかな…。動きを見ておきたいと思います。