気がつけばもう11月、バタバタしているうちに年末を迎えそうです。
月例更新の11月分の適用をご報告です。
悪意のあるソフトウェアの削除ツール
OS共通の更新プログラム
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 - v5.107 (KB890830)
毎月恒例。
Windows10
21H1が来月(2022年12月)の更新プログラム提供でサポート終了となる時期のためか、22H2へのバージョンアップが11月(月例更新前に)上旬に動作しました。
なので、これ以降のWindows10は22H2での確認となります。
- 2022-11 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5019959)
- 2022-11 x64 (KB5020694) 向け Windows 10 Version 22H2 用 .NET Framework 3.5、4.8 および 4.8.1 の累積的な更新プログラム
今月はなかなか時間が掛かった環境もありましたが、
無事終了。
一方で、LTSB(LTSC)の1607はすんなり。
- 2022-11 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の累積更新プログラム (KB5019964)
- 2022-11 Windows 10 Version 1607 (x64 版) 用 .NET Framework 4.8 の累積的な更新プログラム (KB5020614)
月例更新プログラムと.NET関連の更新だけでした。
Windows11
テスト環境のWindows11に適用。
- 2022-11 x64 (KB5020695) 向け Windows 11 用 .NET Framework 3.5、4.8 および 4.8.1 の累積的な更新プログラム
- 2022-11 x64 ベース システム用 Windows 11 の累積更新プログラム (KB5019961)
こちらは21H2の状態、テスト環境ということもあり、特に目立った動きはなく適用終了。
Windows8.1
終了が迫っているので、一部環境では移行に取り組み始めているWindows 8.1です。
- 2022-11 x64 ベース システム用 Windows 8.1 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB5020023)
- 2022-11 Windows 8.1 (x64 版) 用 .NET Framework 3.5、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB5020690)
- Windows 8.1 for x64-Based Systems 用セキュリティ更新プログラム (KB2920189)
見慣れない更新プログラムKB2920189が適用に入っています。以前公開から問題になった(BitLocker絡みでユーザ間の話題になった)UEFIとセキュアブートの部分のようですが、古い文書しかありませんでした。
KB2920189の詳細については、以下URLを参照。
■無効になった互換性のない UEFI モジュールの更新プログラムのロールアップについて
8.1環境のBitLockerはそれほど多くなさそうですが、気にしておいた方が良いのかもしれません。
参考:KB5012170の問題でBitLockerの回復画面表示 - treedown’s Report
サービススタック更新プログラム
適用したPCではSSUが検出されなかったので今月はないように思えます。
https://msrc.microsoft.com/update-guide/vulnerability/ADV990001
情報ページも更新がないので、今月のSSUはなさそう。
OneDriveエラー
11月の月例更新とは関係ないのですが、一部環境でOneDriveがエラーを出して終了する症状が一台あったので、10月31日リリースのパッチを試してみました。
■2022 年 10 月 28 日 — KB5020953 (OS ビルド 19042.2194、19043.2194、19044.2194、19045.2194) 帯域外
■Microsoft Update カタログのKB5020953
https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB5020953
ただ(未確認ですが)11月の月例更新プログラムに含まれているかもしれないため今月の更新プログラム適用で個別にKB5020953の適用はしなくていいかもしれないです。