2020年も開始して、さっそく1月分のWindows Updateの時期が来ました。
時間の流れが早いなぁと思いながら、Windows Updateを適用しました。
.NET Framework 4.8が自動更新に
今月の更新プログラムで、Windows10の他、どのOSでも同様ですが.NET Framework 4.8が自動更新で自動適用されていました。いままで表示されていても(自動ではチェックが付かなかったので)適用されなかった.NET Framework 4.8が今月から本格的に適用されていくように見えます。
.NET Framework 4.8適用済だった場合には今月公開の更新プログラムのみが適用されています。
Windows10
1903にバージョンアップしたThinkPadは
- 2020-01 x64 ベース システム用 Windows10 Version 1903 の累積更新プログラム(KB4528760)
- 2020-01 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム(x64向け Windows10 Version 1903用)(KB4532938)
この二つ。
1809で使っているWindows10では
- 2020-01 x64 ベース システム用 Windows10 Version 1809 の累積更新プログラム(KB4534273)
- 2020-01 .NET Framework 3.5、4.7.2 および 4.8 の累積的な更新プログラム(x64向け Windows10 Version 1809用)(KB4535101)
の適用。
共通なのが
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 - 2020年1月(KB890830)
に加えて(未適用のOSでは)
- Windows 10 Version 1809 x64 用 Microsoft .NET Framework 4.8(KB4486153)
が自動更新で適用されています。
いずれのバージョンでも特に適用時や適用後に問題は(今のところ)なさそう。
Windows8.1
Windows8.1は、「ん?なんか多い?」と思ったら.NET Framework 4.8絡みが含まれていたせいでした。
通常の
- 2020-01 x64 ベース システム用 Windows 8.1 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4534297)
に
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 - 2020 年 1 月 (KB890830)
の二つ。
Windows10でも適用対象となっている、
- 2020-01 Windows 8.1 および Server 2012 R2 (x64 版) 用 .NET Framework 3.5、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB4535104)
の適用も動作。
ただこのPCでは、同時に
- Windows 8.1 x64 用 Microsoft .NET Framework 4.8 (KB4486105)
も適用が動作したため、適用後の再起動を完了させると、再びKB4535104の適用が動作することになってしまいました。
加えて
- x64 用 Windows 8.1 および Server 2012 R2 の、Microsoft .NET Framework 4.8 言語パック (KB4087514)
日本語パッケージも再起動後にインストールが動作。すっかり.NET 4.8環境になってしまいました。
Windows7
今回が最後の更新プログラムの提供となるWindows7。
しんみりしながらも、適用を確認していきます。
一回目の適用で
- 2020-01 Windows 7 用 .NET Framework 3.5.1、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB4535102)
- 2020-01 x86 ベース システム用 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4534310)
- 2020-01x86 ベース システム用 Windows 7 サービス スタック更新プログラム (KB4536952)
が適用、
再起動後に二回目の適用で
- Windows 7 および Server 2008 R2 用 Microsoft .NET Framework 4.8 言語パック (KB4497410)
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール - 2020 年 1 月 (KB890830)
が検出され、適用するも、KB4497410が適用に失敗…。
リトライして、KB4497410の適用が成功したのち、言語パックの適用がされたためか、再度KB4535102の適用が動作して、1月の更新プログラム適用は完了。
Windows7のWindows Updateや動作確認のために残している環境なので、(普段使いしていない分だけ)異変が起こったとしても気づかない可能性が高いのですが、2020年1月のサポート終了時となる最後の更新プログラムの適用自体は正常に動作し、完了したといえます。
Windows7、話題のサポート切れメッセージ
起動時に噂のWindows7サポート終了画面が「全画面表示で」表示されました。
画面中の「詳細情報」というボタンをクリックすると、
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-7-end-of-life-support-information
この終了特設サイトに接続されます。
Windows7はその役目を終え、後継のWindows10が担います。
時代の流れではありますが、個人的には一番使いやすいOSだっただけに寂しい。
ただ、これが表示されたからといって絶望する必要はなく、次回の更新プログラムである2月の月例まで(あと1ヶ月で)Windows8.1以降の新しいOSに移行できればギリギリセーフ?