毎月恒例Windows Updateを実行しましたのでご報告。
今月は久々の悪意のあるソフトウェアの削除ツールが来ました。
共通=KB890830、4ヶ月振り
今月分には各バージョンに「悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 - v5.83 (KB890830)」が配信されていました。
四半期毎になったってことで5月から配信がなかったのですが、9月に配信となりました。バージョンも5月にv5.82から9月はv5.83と表記されているため、適用漏れというわけでもなさそう。
Adobe Flash
現在の最新バージョンFlash Player 32.0.0.433にバージョンアップ。
ただしセキュリティ関連のアップデートはなさそうで、Windows UpdateでEdgeやIE向けのアップデート提供はなし。
Flash、いよいよ終了に向けたスケジュールがMicrosoftからも発表されています。先に削除しちゃうかギリギリまでFlashはいかしておくか、判断のときが迫ってきます。
Windows10
バージョン1909(1903も同一)の適用は二つ。
- 2020-09 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1909 の累積更新プログラム (KB4574727)
- 2020-09 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム(x64 向け Windows 10 Version 1909 用) (KB4576484)
どれも特にこれと言った問題は見当たらず。
LTSCのバージョン1607は、ちょっと数が増えて
- 2020-09 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の累積更新プログラム (KB4577015)
- 2020-09x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 サービス スタック更新プログラム (KB4576750)
- 2020-09 Windows 10 Version 1607 (x64 版) 用 .NET Framework 4.8 の累積的な更新プログラム (KB4576479)
この三つ、サービススタック更新プログラムが来ています。
Windows8.1
Windows10 LTSCでサービススタック更新プログラムが来ているのですが、Windows8.1は意外にもきていないという。
- 2020-09 Windows 8.1 および Server 2012 R2 (x64 版) 用 .NET Framework 3.5、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB4576630)
- 2020-09 x64 ベース システム用 Windows 8.1 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4577066)
適用が完了したあとに改めて更新プログラムの確認を実行してみましたが、後から降ってくる更新プログラムもなく、今月は上記の二つだけ(KB890830含め三つ)のよう。
サービススタック更新プログラムは
https://portal.msrc.microsoft.com/ja-jp/security-guidance/advisory/ADV990001
ここを確認して、Windows10向けのサービススタック更新プログラムは2020年9月リリースだけど、Windows8.1は2020年7月が最新のようなので納得。
Windows7
おまけのEmbedded。
セキュリティマンスリー品質ロールアップ(KB4577051)を適用して完了。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4577051/windows-7-update
こちらも特に問題はなさそう。
こうして今月もWindows Updateの適用完了。
調べて、適用して、ってやっていると、なんだかんだで一日潰れてしまうWindows Update。WSUS使うほどでもないような大規模環境じゃない小規模環境で上手く自動化する方法はないもんだろうか…。