treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

※https化しました。その影響でしばらくリンク切れなどがあるかもしれませんが徐々に修正していきます。 リンク切れなどのお気づきの点がございましたらコメントなどでご指摘いただけますと助かります。

(2/2)BSOD(STOP:0x00000024と0x0000007f)が発生した

何個か出ているBSODエラー、実際どれがピンポイントに原因を示してくれているエラーなのかを絞り切ることができなかったのですが、メモリが共通点じゃないか?と思い始めてきました。 

そこでメモリの調査を始めたのですが…

前回から続きます。

実際に調査を開始

実際に調査を始めたのですが、
 HDDエラーチェック⇒エラーなし=OK・正常
 メモリエラーチェック⇒エラーなし=OK・正常
※HDDエラーはFrom HDD to SSD、メモリエラーチェックはMemtest86+、でエラーチェック。

ハードウェア的な故障だとすると、この辺のエラーチェックを実行している際に何かしらの問題が再現してくれるはずなのですが、まったく問題は起きず、正常に調査完了。
うーん、故障じゃないのかな、という結論に行きついてしまいました。

特にHDDエラーチェックはWindows7を起動して、そのOS上でエラーチェックを実行しているので、OSの動作が不安定になっているのであれば、その影響はでそうなものです。
CPUやマザーボードが何かしら(例えばコンデンサ不良とか)で故障が出ているのならMemtest86+実行時に掛かった負荷が要因となって不具合出そうなものです。

ということで、BSODが出てしまったにもかかわらず、調査を始めるとPCが正常に動作している、という状況に、お手上げとなってしまいました。なににせよPCは正常に動作していて、エラーが起こる気配がありません。

不具合orエラーが出た、診て!と持ち込まれたPCの調査をしていると、正常そのもので行き詰ってしまう、なんとなくあるある事例に思えてきました。

そこで…

エラーの内容から「メモリの問題」と「NTFS_FILE_SYSTEM」が指定されていたことから、一応念のため、ページングファイルを再生成して、ひとまず対処を完了することにしました。(いやでもいま正常だからなぁ…。)
再発したら、「NTFS_FILE_SYSTEM」のSTOPエラー0x00000024を対処するところから考えてみようと。

システムのプロパティから詳細設定タブを開き、パフォーマンスの設定画面からもう一度詳細設定タブを開きます。※画面は実際と異なります。
そこにある「仮想メモリ」の「変更」ボタンをクリックし、

f:id:treedown:20180305013803p:plain
デフォルト設定を変更して、「ページングファイルなし」を指定して、スワップ領域を無効化してしまいます。変更したらOKボタンで適用。

念のため再起動。

起動後に改めて、もとに戻します。

f:id:treedown:20180305013835p:plain
※ここでは、C:に対してシステム管理サイズを指定、上部の「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」をチェックON

ここまでやると、いったん消えたpagefile.sysが再度生成されます。
一応、再生成された後、OSをもう一回再起動。

ひとまずこれで様子を見よう、経過観察です。