最近暑いです。猛暑日を記録する日もちらほら…。
今日は温度に関するご報告です。
玄箱Proが勝手にシャットダウンしていた、という…。
NASにアクセスできない。
いつものように「\\NASNAME\ShareFolder」でアクセスしようとしたら…
[Window Title]がネットワーク エラーというウインドウが表示され、
「\\NASNAME にアクセスできません。
名前のスペルを確認しても問題がない場合は、ネットワークに問題がある可能性があります。ネットワークの問題を識別して解決するには、[診断] をクリックします。」
と表示されました。
おや?
詳細を見てみると
「エラー コード: 0x80070035
ネットワーク パスが見つかりません。」
と記述が。
pingでNASの疎通確認をしてみればRequest time out、ちなみにこの玄箱ProのNAS、二台で冗長構成にしていまして、副系となる二台目の玄箱Proは通常通り動作中。一台目だけに接続できなくなってしまいました。
直接フロントパネルを見てみれば、infoというLEDがオレンジ点灯していました。
(※実はうろおぼえでして、確か…記憶の限りでは…オレンジ点灯だったような)
正常動作時にはPOWER=緑色点灯、LINK/ACTランプが点灯&点滅だったはずなので、電源が落ちてるな…と思いPOWERボタンで電源投入します。
そうすると無事起動しました。故障でなくて一安心します。
原因を探る
ちなみにこの玄箱ProはDebian化してファイルサーバとして利用しているNASとなります。いままで数年ほど安定して動作してくれていました。
後々のために原因を探っておきます。
基本はやっぱsyslogの確認ですねぇ。
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/va/log/syslog
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Jul 11 13:25:38 nas01 logger[30429]: Overheat detected
Jul 11 13:26:28 nas01 logger[30445]: Overheat detected
Jul 11 13:27:14 nas01 logger[30457]: Overheat detected
Jul 11 13:28:17 nas01 logger[30485]: Overheat detected
Jul 11 13:30:28 nas01 logger[30509]: Overheat detected
Jul 11 13:30:55 nas01 shutdown[30537]: shutting down for system halt
Jul 11 13:30:55 nas01 init: Switching to runlevel: 0
-------ここで電源投入-------
Jul 11 17:09:50 nas01 kernel: imklog 5.8.11, log source = /proc/kmsg started.
Jul 11 17:09:50 nas01 rsyslogd: [origin software="rsyslogd" swVersion="5.8.11" x-pid="1732" x-info="http://www.rsyslog.com"] start
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何回か「logger[XXXXX]: Overheat detected」が記録されており、そののち
「shutdown[XXXXX]: shutting down for system halt」でシャットダウンが動作しています。
最終的に「init: Switching to runlevel: 0」が記録されランレベル0に落ちています。
NASが自動的にシャットダウンしたってことのようですね。
「オーバーヒートが検出されました」って複数回記録されているので、何回か記録されてからの閾値超えをしてしまうと、自動的にシャットダウンしてしまう、ってことですね。Debianの機能として自動シャットダウンがあるってことと受け取っています。
最近暑いからなぁ…。
そう言えば、別のサーバのHDDのSMARTでも
Device: /dev/sda [SAT], Failed SMART usage Attribute: 190 Airflow_Temperature_Cel.
がちょくちょく記録されていたことですし、夏の暑い気温には要注意、という季節が今年もやってきたってことですね。宅内NASは要注意の季節になりました。せめて埃を取って少しでも温度が低く稼働できるようにしておきたい時期ですね。