treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

雷被害に遭って分かったこと。

先日、サーバのメモリが雷被害で故障し、急いで交換しサーバ復旧をさせました。

今回は以前に起きた雷被害を含めて対策することを知らなかった事例をご報告します。

思えば数年前、同じ事務所内で同じようなことが起きていたなぁ、と思い出しました。
その時はTAが突然死(電源が入らなくなる)する症状で、電話が不通になってしましました。
TAは購入後1年以内だからメーカー保証で修理しようとしたら、
「おそらくこの間の雷で基盤が焼き切れているのでメーカ修理保証外となります。有償修理をご検討ください。」
とつれない返事。見積もり見たら新品が買える値段…。ツレナイなぁ…。
しかもTA設定の人件費として記載された提示額は本体価格の倍、うーん。
結局修理だけして自分でTAの設定を土曜日の夜に孤独にやっていた思い出があります。
このときの雷被害に続き、前の記録のサーバメモリ故障が2回目の雷被害です。

TAで有償修理を告げられたとき、最初は"メーカ修理保証外なので買い直しです、と言われました~"ってノコノコ持ち帰っては子供の使いです。納得いくまで聞いてみましょう、と思っていました。
(このせいで普段使わない携帯電話代が跳ね上がってしまい、結果としてはダブルパンチです。)
「雷サージ付きのテーブルタップを電源に使っているのに、雷で基盤が焼き切れている、という説明は釈然としないものがあります。」
そう、お客様の過失による故障は有償修理となります、と保証書に書いてあるからと言われても、こちらは出来る限りの対策はしてたんですよ、こちらに過失があった、と一点張りの代理店の言い分はどうも合点がいかない。
代理店はめんどくさい雰囲気を察したらしく、この件の連絡はNTTにしてくださいと言われ電話番号を教えてもらった。この件はNTTにバトンタッチ、さっそく電話を掛けて同じセリフ
NTTからは以下の説明
「こちらでは分解し基盤を確認した状況での判断ですので、必ずとは言えないところではありますが、雷の侵入は電源だけではないのです。」
え?電源以外で雷の通り道があるの?とはてなマークがいっぱいになります。
次の言葉でしてやられた気分になりました。
「今回のTAの電話線に雷サージ対策用の機器は取り付けられていらっしゃいましたか?」
で、電話線?RJ-11?
「電話線からも雷は来るんですか?」
もはや雷は望まざる客です。ぶぶ漬けはいかがどすかぁ?
「電源ほどではありませんが確かに事例としてあります。今回でいえばお客様は電源側で雷対策をされていたので電話線から雷が侵入し基盤が焼き切れたと考えられます。」

有償修理が決定しました。

幸い設定内容は大した分量ではなかったのとNTT地域の担当者が親切に電話で教えてくれたのでマニュアル見ながら設定をすることはできました。

結果として、雷の入口は電源だけではない、ということを知りました。
あと、雷サージ対策は吸収とバイパスの2つの対策が必要というのも初めて知りました。
要するに、「雷サージ吸収」性能でなおかつアース付のテーブルタップを使い、コンセントのアース(3P)を機器まで届くように繋ぐ必要があるということです。
加えてISDN・アナログ対応のRJ-11用雷ガードを入れる必要があるんですね。
加えて、オフィス用ファシリティなら3Pアース付の電源が一般的なのですが一部の店舗用の建物では3Pアース付のコンセントでない(エアコン用コンセントならアースはほぼ確実にあるのですが)、そういう建物も見受けれられます。
この場合、アースが取れないので、根本から対策するにはブレーカーから20Aの電源工事をしてコンセントボックスをサーバやTA付近に設置するわけですね。でもちろん3Pアース付。
勉強になったなぁ…。

異常気象が取りざたされる昨今ですが、今一度、雷対策、見直しをお勧めします。