treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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Windows10のフォトアプリがなくなって問合せが来る

「画像を開くとインターネットに接続するようになった」と言われて確認したら、ちょっと想像の斜め上だったというご報告です。

対象の環境はWindows10 Pro 22H2です。

ある日の問合せ

「画像ファイルを開くとインターネット接続が開始するんですよ。」

なんて不穏な問合せがやってきました。コンピュータウイルス?

さっそく画面を見せてもらいながら話を聞いてみます。

写真などの.JPGファイルや画像の.pngファイルを開くと、

ブラウザ(Microsoft Edgeなど)が起動して、画像が表示されていました。

ん?

ちょっとした表現の問題

問合せの内容は言い換えると

「画像ファイルを開くと、ブラウザで画像が開く。以前の画像表示アプリで開かなくなった」

ということのようです。ブラウザをインターネット接続(たぶん?)と表現していたと考えられます。

つまり、以前のアプリで画像が表示できればそれで解消といえそうです。ただ、以前のアプリって、何使ってたんでしょうか?

Windows10標準にしてみる

設定画面を開いて、「既定のアプリ」から「フォトビューアー」に関連付けされているアプリケーションを確認してみました。

すると、

このように、既定のアプリが指定されておらず、「+」「既定を選ぶ」という表示に変わっていました。このため、標準のWebブラウザ欄に指定されているMicrosoft Edgeで画像ファイルが開いていた、という動きを見せていたと考えられます。

アプリが消えた(消した)のか、もしくはWindows Update云々の話か、詳細は分からずじまいですが、ひとまずこの既定のアプリを割り当てることで問合せ内容は解消できそうです。

「既定を選ぶ」をクリックすると、

このようにペイント(mspaint)などを割り当てることは可能だったので、割り当ててみて動きを確認してもらいましたが、「何か違う…。」なリアクションで「編集したいわけじゃないんですよ。閲覧したいんで。」とあまり良くない感触でした。

フォトアプリを入れ直す

そこで、Windows10標準のフォトアプリを入れ直せばいいんじゃないか?という結論に達し、Microsoftストアから入れ直しをしてみることにしました。これが上手くいかなかったらIrfanViewのようなフリーソフトでも入れて代替にしよう。

早速Microsoftストアを開いてフォトアプリを検索してみます。

「フォト」で検索すると、「Microsoft フォト」が検索に引っ掛かってきました。これをインストールしてしまえば元に戻るんじゃないでしょうか。

選択して、

Microsoftフォトを「入手」ボタンをクリックしてインストール。

インストールが進行していき…

「開く」表示になると、正常にインストールが完了となります。

設定-既定のアプリ画面で確認

さっそく設定画面から「既定のアプリ」画面を開いて確認します。

「+」表記で既定のアプリが割り当てられていなかったフォトビューアの欄には、インストールした「フォト」が既に割り当てられていました。

クリックして見ると、

選択肢に「フォト」が表示されるようになっています。

実際に画像ファイルをダブルクリックして「フォト」で開くことは確認できたのですが、「こんな感じだったような気もするし、これじゃない感じもする。」と微妙な答えが返ってきました。ちょっと残念。

とはいえ、画像閲覧用としてこれで構わないということだったので、対処完了となりました。

原因、というのは結局わからなかったのですが、誤操作で消しちゃったとかなのかなぁと推測。