treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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2019年7月のWindows Update

2019年7月10日はWindows Updateの日。
今月も適用してみて、様子をみた結果をご報告します。
今月はWindows10などは特に問題はないかな、という感触です。

Windows10

サーバOSに多少懸念があるものの、Windows10はそれほど心配するような事案もなく、すんなり完了。
バージョン1809では、

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月例7月分の累積更新プログラム(KB4507469)の適用と.NET Frameworkの更新プログラム(KB4507419)を適用して無事完了。

Windows10 LTSBでも、2016側は

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1809と違ってサービススタック更新プログラム(KB4509091)があるようですが、これ以外は累積更新プログラム(KB4507460)と悪意のあるソフトウェアの削除ツール(KB890830)を適用して無事完了。
LTSB 2015でも、さほど差は無く

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サービススタック更新プログラム(KB4509090)と累積更新プログラム(KB4507458)に悪意のあるソフトウェアの削除ツール(KB890830)を適用して完了。

一通り適用してまず思ったのは、「今月はAdobe Flashのセキュリティ更新の配信がないなぁ」ということ。

今月は更新ないの?と思って、Adobeのサイトを確認してみたら、「Flash Player 32.0.0.223」がリリースしていました。

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先月時点では「Flash Player 32.0.0.207」だったのでバージョンアップはしていることがうかがえます。
(不具合修正でバージョンアップしていますが、どうやらセキュリティ上の不具合はなかった模様、そのため、バージョンアップはバグの修正を目的とした任意でのバージョンアップになるようです。)

いちおうバグフィックスはあることだし配布しておこうかな、と思いましたが優先順位はそれほど高くない、という位置づけになりそうです。

Windows8.1

安心と安定(個人的主観)のWindows8.1。
月例の品質ロールアップ(KB4507448)の適用と悪意のあるソフトウェアの削除ツール(KB890830)が適用、.NET Frameworkの更新(KB4507422)もWindows10やWindows7同様に適用完了、さて再起動を、と再起動した後、もう一回更新プログラムが検出されたのを確認。

Win8.1で別途降ってくるサービススタック更新プログラム

Windows 8.1で見られた傾向
月例更新プログラムを一通り適用し終わったあとの再起動で、もう一回更新プログラムの検出がされ、「サービススタック更新プログラム(KB4504418)」の適用を促されます。(画像一番上)

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適用後に再起動が要求されることはありませんでしたが、月例更新プログラムだけが適用された状態で再起動したら完了だ、と油断していると、適用漏れがあるかも。

■Windows7

特に問題もなく適用完了。
月例の品質ロールアップ(KB4507449)に悪意のあるソフトウェアの削除ツール(KB890830)と.NET Frameworkの更新(KB4507420)、Officeのパッチも含めて今月も特に問題なく更新が完了。

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あと半年で提供終了ってこともあるし、いまさら大きな問題も起きるまい、と。