前回、「イベントID:137、トランザクションリソースマネージャーでエラー」でWindows Updateで失敗という症状。
関係するかと思ったエラーですが、関係ないんじゃないか?と言う線で考えてみることにします。
いずれも「インストール状態: 失敗」
更新履歴の表示から確認すると、Windows Updateがいくつか以下のエラーで失敗していました。
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エラーの詳細: コード 80071A91
更新プログラムの種類: 推奨
Microsoft ソフトウェア製品に、ユーザーのシステムに影響を与える可能性があるセキュリティ問題が発見されました。この更新プログラムをインストールすると、お使いのシステムを保護できます。この更新プログラムの対象となる問題の完全な一覧については、関連するサポート技術情報を参照してください。インストール後には、システムの再起動が必要になる場合があります。
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エラーの詳細: コード 8024200D
更新プログラムの種類: 推奨
Microsoft ソフトウェア製品に、ユーザーのシステムに影響を与える可能性があるセキュリティ問題が発見されました。この更新プログラムをインストールすると、お使いのシステムを保護できます。この更新プログラムの対象となる問題の完全な一覧については、関連するサポート技術情報を参照してください。インストール後には、システムの再起動が必要になる場合があります。
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じゃあ手動で適用しよう
Microsoft Catalogサイトから手動でダウンロード、対象のKBファイルを適用しようとしたら…
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Windows Update スタンドアロン インストーラー
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この更新プログラムはお使いのコンピューターには適用できません。
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できないみたいです。
手動でWindows Updateクリア
もう少し別の方法が必要なのか、はたまたなにかコマンドの実行と組み合わせて処理が必要?、既に適用失敗で中途半端に適用されているWUの更新プログラムをいったんなかったことにできないものか、と考えて
「もうクリアしちゃうか」
と考えに行きつきました。
以前に同じようなことを実施しています。
<参考:2017年12月にWindows7でアップデートが失敗 - treedown’s Report>
※上記URLの手順を参考にしながら、実施。
サービスから以下のサービスを停止。
・Windows Update(サービス名:wuauserv)
・Cryptographic Services(サービス名:CryptSvc)
・Background Intelligent Transfer Service(サービス名:BITS)
・Windows Installer(サービス名:msiserver)
services.mscから手動で停止してもイイですし、以下のコマンドを管理者として起動したコマンドプロンプトから実行してもOK
net stop wuauserv
net stop bits
net stop cryptsvc
※リンクのURLだと「net stop msiserver」も必要に思えますが、実際実行してみたら、サービスは起動していないよ、って言われましたので、今回の対処は対処外にします。ただ、これ以降の処理ではWindows Installer(サービス名:msiserver)も停止してある状態が望ましいのはいうまでもありません。
Windows Updateに関わるフォルダをリネーム
その1)C:\Windows\SoftwareDistributionフォルダをリネーム
その2)C:\Windows\System32\catroot2フォルダもリネーム
リネーム後、「C:\Windows\System32\SMI\Store\Machine」に移動して、ファイルを処理します。
管理者実行したコマンドプロンプトで
attrib -S -H C:\Windows\System32\SMI\Store\Machine\*
と実行↓し、ファイルを取り扱いできるように属性の設定をします。
上記コマンドでファイルが扱えるようになったので、BLFファイルとREGTRANS-MSファイルを削除してしまいます。
※今回は一応バックアップフォルダへファイル移動しました。
ここまでやって、再度サービススタート。
net start wuauserv
net start bits
net start cryptsvc
当然ですがWindows Updateの更新履歴はクリアされています。
この状態で再度Windows Updateを実行し、適用に失敗していた更新プログラムの適用を実行してみることにします。
…直りませんでした。
ここまでやってもダメなのね…。
さて、どうしようか、と思案に暮れます。⇒続きます。