treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

※https化しました。その影響でしばらくリンク切れなどがあるかもしれませんが徐々に修正していきます。 リンク切れなどのお気づきの点がございましたらコメントなどでご指摘いただけますと助かります。

2.5インチ用RAIDケース(RS-EC22-U31R)をセットアップ

新しい機器に触れたのでセットアップしてみた内容をご報告です。
USB外付けHDD/SSDケースを新規導入です。

導入した機器

今回セットアップしたのは、RATOC SYSTEMS製のRS-EC22-U31Rという2.5インチサイズのHDD/SSDケースです。

SSDを二台導入し、Hyper-Vのゲスト用のVHDX置き場に利用する目的で導入しました。

■製品ページ
https://www.ratocsystems.com/products/subpage/rsec22u31r.html

■ダウンロード(マニュアルPDFのみ)
https://www.ratocsystems.com/products/subpage/case/rsec22u31r_download.html

SSDのマウント

同時購入したSSDを取り付けていきます。

まずは、正面のネジを外して蓋を開けました。

f:id:treedown:20220405172813p:plain
中のトレイを取り出して、同時購入したSSD(WD Blueの2.5インチ)を取り付けていきます。

f:id:treedown:20220405172841p:plain
付属のビス×4本で裏面をビス止め。

トレイを外したケースの中はシンプルにSATAコネクタ×2が見えました。

f:id:treedown:20220405172856p:plain
レールに沿って、トレイにマウントしたSSDを(コネクタの向きを間違えないように)取り付けていきます。

f:id:treedown:20220405172911p:plain
SATAコネクタにささった手応えがあれば取り付け完了です。

元通り蓋をして

f:id:treedown:20220405172930p:plain
手でねじを締めればマウント完了です。

RAID1(ミラーリング)化する

2台のSSDをRAID1(ミラーリング)で利用するために設定していきます。(いままで触った機器とやり方がちょっと違っていたので、自分用に記録)

まずは、ACアダプタとUSBケーブルでPCと接続。

f:id:treedown:20220405172947p:plain
この時点では、SSD×2台がそれぞれ認識して、2台の外付けUSBドライブが接続されたように認識(デフォルト動作)します。

しっかり認識したことを確認してから、裏面のディップスイッチ(以下)を設定。

f:id:treedown:20220405173004p:plain
今回はミラーリングなので、「RAID 1」と表示されたようにディップスイッチを変更します。
変更した後、となりの「SETボタン」を5秒以上長押しします。(PCに接続して電源が入ったまま、これをやるらしい)

するとPC上で、いったん外付けUSBドライブが切断され、再度認識を始めました。

f:id:treedown:20220405173018p:plain
RS-EC22-U31Rという製品型番に「RAID1」の表記が加わりました。(認識前の画面は撮り忘れです。)

これでRAID1化は完了しました。

速度を調べてみる

試しにThinkPad T420sのUSB3.0で速度を確認してみました。

古いPCなので、限界には届かないほどの速度しか出てないような気がしますが、このようになりました。

f:id:treedown:20220405173056p:plain
シーケンシャルリード338MB/sと旧規格になりつつあるUSB3.0のせいか、速度はホドホドに収まっています。RAID 1というのも多少速度に影響していそうです。確かWD Blueの1TBのSSDは500MB/sは超える速度は出るはずなので数字はちょっといまひとつ。