ふとした縁があって最新モデルのThinkPad E14に触れる機会があったので、どんな感じだったをご報告です。
最近古いThinkPadしか触れて無かったから、現行の最新モデルに触れて感じたこと。
ThinkPad E14
ThinkPad E14はThinkPadの中でもコストパフォーマンス重視のスタンダードノートPCという位置づけのモデル。
詳しくは
こちらで。
SDカードリーダーやSIMスロットなどが省かれているモデルですが、周辺機器は全部USBだから大丈夫、というユーザ向けには非常に安価にThinkPadの使い心地を提供してくれるモデル。さらに最近では内蔵RJ45が省かれている(別オプションでRJ45ポートを増設するようになっている)上位モデルの傾向と反して、オンボードでRJ45が提供されているというモデルなのも嬉しい。
モデル名は20RA-CTO1WW。
予定通りじゃないけど届く
自分用ではない(自分用ならちょっとお値段張ってもT14かT14sかなぁ、X13もいいなぁと思う今日この頃)のですが、購入とセットアップを頼まれたのでLenovoショッピングから発注。
発注からしばらく経過、発注後の予定だと来年の1月納品というなかなかの強気の納期でしたが、通知された予定に反してアッサリと1ヶ月程度で納品されました。
うーん、最新のThinkPadを新品で購入なんて何年ぶりでしょうかしら。家用のThinkPad T420sを購入したとき以来のわくわく感です。
さっそく開封
箱の中にまた箱が、ThinkPadロゴが印字された中のダンボールを開けると、そこにThinkPadが収められていました。
付属品はほとんど無くシンプル。主立った付属品は本体とACアダプタ、紙面数枚だけです。
せっかくなので取り出して天板を開く前に一枚。
以前から一部フラグシップモデル以外にはピーチスキンが採用されなくなっていますが、ちょっと前に触れたThinkPad T450ともちょっと違う手触り。
金属の感じが強い手触りで個人的には悪くない手触りです。ピーチスキンだと古くなってからの劣化でベタベタが気になってくることもあるのですが、この塗装なら劣化によるベタベタもなさそうです。
天板を開いてみました。
キーボードは第三世代のIntelCPUが採用された頃からの6列アイソレーションキーボード、変わらぬ良さ。
XシリーズだとEnterキー周辺の記号キーがちょっと小さくなっていることもありますが、14インチモデルであるThinkPad E14ではそういったワケありキーもなくフルサイズ。
比べてみる
せっかくなので、自分のThinkPad T420sと厚みを比べてみました。
ThinkPad T420sはT420のディスプレイサイズを維持したまま薄型軽量を実現したモデル。しかし、CPUがSandy世代のT420sは2011年発表されたモデルで実際に購入したのは2012年くらいだったような記憶があります。およそ8年の時を経てスタンダードノートPCは8年前の薄型モデルよりも圧倒的に薄くなっていました。
半分まではいかなくても液晶が薄くなった分だけ厚みがないE14といった感じです。X1 Carbonってこれより薄いという話ですから、どんな薄さなのか興味が湧きます。別の考え方をすると、(Windows10無償アップグレードキャンペーンのようなラッキーもあったにせよ)未だにThinkPad T420sを現役で使っているわけで、改めてThinkPadの堅牢な使い勝手には恐れ入ります。
最後に、ThinkPad T420sの上にE14を置いて幅と奥行きも比べてみることにしました。
奥行きはほとんど同じした。写真の関係からE14のほうが大きいように見えてしまうのですが、ほとんど変わらず。
横幅はE14のほうがわずかに小さく仕上がっています。
世代が進むと廉価モデルでも
と、今回ThinkPad E14に触れる機会があったので、作業前にちょっと見てみた/感じたことの内容を記録。
世代が進むと、昔のフラグシップモデルを廉価モデルが超えてくる(当たり前ですが)ので、世代分の進化が見られて新しい発見が多いです。
ついでにメモ
早速リカバリメディアを作成しておこうと思ったら、DVDでリカバリメディアが作成出来なくなっていました。
調べた限りでは、リカバリメディアはUSBメモリで作成を実施することになりそうです。保存という意味ではUSBメモリよりDVDの方が安心できるのですが、これも時代の流れというやつですか。
■リカバリーメディア (DVD /USB)を作成、または Lenovo から入手する
ここを見ると、
■Windows Recovery Media(Lenovo USB Recovery Creatorツール)
https://pcsupport.lenovo.com/jp/ja/lenovorecovery
ここにジャンプ(ジャンプ前にLenovoIDによる認証が必要)します。
ここで、リカバリメディアを作成する.exeファイルを入手して、ThinkPadで実行することでUSBメモリでリカバリメディアを作成する、という手順らしい。
まだやっていないのですが、早目にやっておこう。