今日はRaspberryPiのTIPSをご報告します。
RaspberryPiからWindows Serverの共有フォルダを使うために必要なのはcifs-utilsというパッケージです。
世の中ではRaspberryPi3などのRaspberryPi自身でsambaサーバを用意して自身の共有をネットワーク内に公開するという方法を採用されている方は多いようですが、Windows Serverが隣にいるケースは意外と少ないようです。
Windows Serverにバックアップしたい
今回のRaspberryPi3は自身のバックアップを同じサブネットワーク内に居る隣のWindows Serverへ取得したい、という状況です。つまりWindowsServerに用意された共有フォルダへRaspberryPiのデータを保管したい、という需要ですね。
このときに使うのはcifs-utilsです。
cifs-utils
要するにCIFSクライアントとして動作するためのパッケージですね。最近のWindowsはSMBですけど、ほぼ同じCIFSでも使える、という目論見ですね。厳密にはSMBとCIFSは異なるプロトコルですが、Windows Serverのファイル共有ではどちらも使えることが多いです。
cifs-utilsがインストールされているのか?をまず確認することになります。
RaspberryPi上で「dpkg-query -S cifs-utils」と入力してみましょう。
# dpkg-query -S cifs-utils
cifs-utils: /usr/lib/arm-linux-gnueabihf/cifs-utils
cifs-utils: /usr/lib/arm-linux-gnueabihf/cifs-utils/idmapwb.so
cifs-utils: /usr/share/doc/cifs-utils/changelog.gz
cifs-utils: /usr/share/doc/cifs-utils/copyright
cifs-utils: /usr/share/doc/cifs-utils
cifs-utils: /usr/share/doc/cifs-utils/README
cifs-utils: /usr/share/doc/cifs-utils/NEWS.Debian.gz
cifs-utils: /usr/share/doc/cifs-utils/changelog.Debian.gz
と表示されインストールされているモジュール?ファイル?が出力されました。これが「dpkg-query: no path found matching pattern *cifs-utils*.」とエラーが出てしまうとインストールされていないことになります。
インストールだけの話だと「dpkg」コマンドでも確認できますね。
# dpkg --list | grep cifs-utils
ii cifs-utils 2:6.4-1 armhf Common Internet File System utilities
あとはマウントできればいいのですが…。
マウントのコマンドをどうやって書けばいいのやら…。
調べ中です。