treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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忘年会スルーについて思ったこと

今日も雑談。
最近「忘年会スルー」というハッシュタグのツイートが注目を集めているようです。
流行りからかテレビでも取り上げられていました。
それを観ていたときにちょっと思った話。

確かに…、思い当たる節が

昔(若い頃)は、確かに行きたくない忘年会ってのもあったなぁ、と思い出しました。
合うメンツで開催されている忘年会は何の抵抗もなく行けるんですが、「あーこの人ちょっとなぁ…」って人が参加している、とか、「行ってもどうせ時間中ずーっと説教(ダメ出し)なんでしょ?」なんて忘年会は正直行きたくないなぁと思いながら、
「行かない人はダメ人間です。」
なんて、同調圧力に負けてしまったり、
「じゃあ、お金だけ参加してください。はい、集金。」
うーん、なんだかなぁ。昔だからこういうの通用したんだろうなぁ、と遠い昔を思い出す(遠い目)。

もういざこざは勘弁とばかりに、とりあえず行くだけ行って何とか空気のように存在感を消してその時間をやり過ごす、なんて忘年会も正直何回かあったなぁと思い出しました。

この「行きたくない」な気持ちが具体的に声として(SNSという道具の発明によって)発することができるようになった、というだけで、昔から上手いこと忘年会スルーする人も、忘年会スルーしたいけど「自分、不器用ですから」とスルーできない人も、身の回りには存在はしていたような…そんな気がします。

テレビで取り上げられていた話

「忘年会スルー」については説明の必要がないほど世の中に広まっているようです。

その中の動機の説明に、わずかなお小遣いを趣味や習い事などの自己投資のために使いたいと思っている、そんな人が多い、という説明がありました。
それに対してのコメントに、
でも、上司との付き合いに飲み会行くのも自己投資じゃないの?
なんて反論が出ていて。

このくだりについてちょっと思うところがありました。(あくまで個人が思ったことですが)

上司との付き合いで上司を気持ちよくしてダメ出しの時間にひたすら付き合う部下達、現状これ、誰が得するの?という会社の現状が浮かんできました。
上司が昔ほどの影響力や力がなくなっている=上司との飲み会を自己投資と思える状況にない会社が増えている
ってことが要因じゃないかなと思うところもあります。
上司と折り合いついていればそれより深い関係性を持つ必要がないんじゃない?って思っている人が多いってことなんじゃないかなと。

昔は上司が部下を引き上げるような形があったけど、最近はそういうのもあまり聞かない話です。

忘年会行きたくない、って思われないようにするってのも大変なんだろうなぁ、と世の中間管理職に思うところがある一方で、「まぁ、行ってもイイかな」と思われるくらいの関係性を上手いこと構築している世の中の上司と呼ばれる人たちの見えない日頃からの努力がなんとなく沁みたような気がしました。