シンプルなデスクトップPCであるLenovo H320。
このPCをWindows10化したため、ご報告。ドライバが一件インストールされなかったのを対処しました。
Lenovo H320はCPUも(初代ながら)Core i5ということで、Windows7の終了と共に引退⇒廃棄などもったいなし。
以前にメモリも増やしたことだし
これをWindows10化することになりました。
(※もちろんライセンスは正規ライセンスを別途用意しています。)
ドライバで1件問題が
これまでのWindows10化はどれも標準ドライバがWindows Updateで自動的に導入されてきましたが、この機種はオーディオドライバが自動では認識しませんでした。
オーディオドライバがエラーになっています。
このデバイスのハードウェアID:
HDAUDIO\FUNC_01&VEN_8086&DEV_2804&SUBSYS_80860101&REV_1000
とあります。
インテル内蔵のオーディオコントローラってやつ?さっそく調べてみました。
ドライバダウンロード
※これ以降は非公式の方法ですので、実施される場合には自己責任となります。
インテルのサポートページ:https://downloadcenter.intel.com/ja/product/80939/Graphics-Drivers?_ga=2.20297649.865319011.1559553245-1662471910.1559552594
ここからインテルHDグラフィックドライバを選びます。
選ぶ方法は、現在搭載されているCPUを元に選択します。
msinfo32などで確認すると、Lenovo H320は「Core i5 650」が搭載と表示されています。
そこで、いくつか探すと、
これが該当しているようでした。と、いうのも、リンク先のページで「このダウンロードは以下の製品での動作が確認されています。」とリストアップされた中に、
「Core i5-650プロセッサー」という表記が見て取れます。Lenovo H320で使われる内蔵グラフィックは同じCPUのこれでよさそうです。
さっそく.zipファイル(Win7Vista_64_152258.zip)をダウンロードして、ZIPファイルを展開しておきました。
※でもトランキーロ、早まって、この中のSetup.exeはクリックしちゃダメです。そもそもWindows7用の古いドライバですから。
HDグラフィックのドライバではありますが、「DisplayAudio」というフォルダも散見されます。期待できそうです。
ドライバインストール
画面は再びデバイスマネージャ画面に戻り、認識していない方のオーディオデバイスのプロパティ画面を開きます。その画面から「ドライバ」タブを選択して、「ドライバの更新」ボタンをクリックします。
インストールウィザードが起動します。
ここで「コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索します」を選択。
すると、場所を聞かれます。
場所を先ほどドライバを展開したフォルダパスに指定して、「サブフォルダも検索する」オプションにチェックが入っていることを確認し「次へ」をクリック。
すると、インストールが自動的に動作します。
「サブフォルダも検索する」がチェック入っていれば、一通り探して適切なドライバを適用してくれるという。
ほどなく、この画面で、
ドライバインストールが完了します。
インストール完了後には、デバイス名が「インテル(R) ディスプレイ用オーディオ」となり、デバイスの状態欄は「このデバイスは正常に動作しています。」に変化しました。これで正常になったようです。
デバイスマネージャ画面も正常表示に見えます。
古いドライバだけど…
古いドライバを適用していることになりますが、デバイスが正常動作しないメッセージが表示されている状態よりは多少なりともマシだろう、ということで、インストールを実施してみました。