Dynabook T350/56AWにWindows10をインストールしましたのでご報告です。
結論から言うと特に問題もなくすんなり完了しました。これと言って気を付ける点もなく。
Dynabook T350/56AW
「これWindows10にしておいてね。」
ってことで取り掛かった1台のDynabook。
Dynabook T350/56AWが今回のお相手です。
メーカ公開の仕様情報:
スタンダードノートPC dynabook T350 <仕様>
2010年冬に発売したWindows7 HomeをOSとするマズマズのスペックを有する15インチサイズのノートPC。
解像度はWXGAなので1366x768と少々性能抑え目なのですが、それほど解像度が要求されるような作業でなければまだ十分利用可能なスペックではあります。
ここに別途ライセンスが用意されたWindows10をインストールして、Windows7のサポート終了に備える、というのが今回の目的。
※ちなみに今回アップグレードではありません、新しく用意したWindowsライセンスを新規インストールしています。
DynabookのWindows10対応情報
予定通りですが、メーカのサポートは全くありません。Windows10対応機種は、
dynabook.com | サポート情報 | Windows 10 アップグレードサポート対象機種
(URL: http://dynabook.com/assistpc/osup/windows10/target/)
から確認できます。今回の「Dynabook T350/56AW」はここに表記がありませんので、Windows10対応外の機種となります。東芝としては対象外機種のサポートは一切しないということを明言しておりますので、何かあっても自分で解決する必要があります。このページ内に
dynabook.com | サポート情報 | Windows 10 注意・制限事項
というページがありまして、いちおうざっと目を通すと、バンドルソフトウェアの動作可否や問題についての記載が目立ちます。
クリーンインストールなら(バンドルソフトウェアは使わないから)気にしなくていいか、ということもあって、Windows10のインストールに取り掛かります。
OSインストール
さっそく内蔵HDD(ちなみに時期的にもちろんSSDではなく、500GBのTOSHIBA製MK6476GSXNというドライブです。)のバックアップを簡単に取得すると、さっそくOSインストール。
OSインストールはクリーンインストールで実行しました。パーティションも切り直して、一から作成。
OSのインストールは(当然ですが)すんなり完了します。
さしあたり、OSインストール直後から有線LANのNICは特別ドライバのインストールも必要なく標準ドライバで認識しますので、このNICを使えばWindows Updateから不足するデバイスドライバのインストールは簡単に完了できます。(※確かディスプレイドライバとかは別途インストールが要求されます。)
↑これが認識していました。
少しぐらいの古いPCであれば、Windows Updateで概ね使える状態に持っていけるのは楽ですね。
最終的にWindows Updateを一通り終わらせると、デバイスマネージャで不明なデバイスとして未認識となるデバイスは存在しないような状態になりました。
あとは高速スタートアップ無効化して、ソフトウェアをインストールしていきます。
そうそう盛り上がるような(エラー発生)ポイントもなく、淡々と終了。
やってみた印象
このDynabook T350/56AWでは、SATAの5400rpmというHDDなので、動作は全体的にのんびりしていますね。特にOfficeのようなアプリケーションインストールのようにHDDにアクセスが増えるような処理はやはりSSDとは目に見えて差が出てしまいます。Core2DuoのThinkPadでSSD換装し使った印象と、Core i5-460Mを搭載するこのDynabookでは体感速度が一部処理ではCore2DuoのThinkPadに負けるような印象はあります。
HDDにアクセスが(それほど)必要ない処理だと純粋にCPUのCore i5-460MとCore2Duoの差が出るのですが、それほどCPUに負荷が掛かるような処理をしない事務用PCという事もあって、どっちかと言うとSSD搭載のCore2DuoのThinkPadに体感では劣っているような感じは受けます。SSDに換装するとかなり快適さは変わってきそうですが、予算の範囲外、今回はHDDにて。