結局のところ、ハードウェアの故障はなくOSやデバイスドライバの問題だった、という結論に至りました。
調べたところ…
結局、ブルースクリーンエラーは、OS(もしくはデバイスドライバ)の問題、という感じがしてきました。
と、いうのも、疑わしいのは
- メモリの問題や故障⇒Memtest86+で3周テストするもPASS
- HDDのチェックを実行するも故障なし
- 昔ながらのThink Vantage Tool Boxでシステムテストを実行するも問題なし
故障していればこの辺でエラーなり不具合なりが症状として出そうなものですが、いずれもテスト結果は「正常動作を確認」となりました。
この辺で、ハードウェアの故障はなく、正常動作できるじょうたいだろうな、と切り分けることができました。
となると、怪しいのは、やはりOSやデバイスドライバより上流のソフトウェア側の問題が考えられます。
結局解消策として
結論から言うとOSをリカバリすることにしました。
ブルースクリーンエラーがちょくちょく出ていますし、そのブルースクリーンエラーも複数のエラーが出力されていることから、
- データを取り出す(バックアップ)
- OS再インストール
- データを元通り配置(リカバリ)
としてしまうほうが早い、という結論に達しました。
OSとアプリケーションのインストール直後のイメージをTrueImage WD Editionでイメージバックアップしていたのもあって、気軽に安定していた時代の環境を復元できます。
結果としてこれでブルースクリーンエラーの頻発は収まりました。
調べたことと考えたこと
Bad Pool Headerエラー0x00000019は
Dell PowerEdgeサーバでWindowsのブルースクリーンエラー「STOP 0x00000019: BAD_POOL_HEADER」を修復する方法 | Dell 日本
ここを読むと、メモリの障害だという記述がありました。
fltmgr.sysのKERNEL_MODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED:STOP: 0x1000008eは
にKB情報が出ていましたが、英語サイトを何件か見てみたところではネットワークやマザーボード、ビデオカードのドライバ不調でも起きるらしい。
OSが違うけど
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2994206
という情報もあって、うーん。
ntoskrnl.exeのBAD_POOL_HEADER:STOP: 0x00000019は主にWindows環境上の問題が起きてるっぽいなぁという印象。これだとOSやドライバのソフト側の要因、ということになりそうです。
あとは「http://support.microsoft.com/kb/137539/ja」この辺で通信するときの問題が起きている、というような記述があります。TCPとSMBでのデータ送信・受信を完了するために必要なスタック領域がない(足りない?)ことで発生する、という話もあります。
いくつかサイトを見てみると、Windows関連のソフトウェアやデバイスドライバ、特にデバイスドライバの設定による不調や破損したデバイスドライバファイルによって引き起こされることがあるようです。他にはレジストリの破損や、OSプログラムファイルの破損。というエラーも考えられます。
ただウイルスやマルウェア自体はスキャンした結果大丈夫そうなのでここよりはWindows Updateでドライバ更新が走って破損してしまった、とか考える方が自然な感じに思えます。
とりあえず、ハードウェア(故障などの)の問題なのか、それともソフトウェア側(OSやドライバ関連)の問題なのか、を切り分けて考えないといけないように思えましたので、ハードウェアテストを実施してみることに。
で、冒頭のハードウェアの検査をやってみたら、特に問題はない、ということが分かりましたので、これはいよいよOS側だな、と判断してOSをリカバリした、という感じで、復旧をした(と思われる)状況です。
ただ、経過観察してみないと何とも言えないのですが、ハードウェアテストして問題ないPCに対して正常動作時のOSイメージで復元しているので、これでおかしくなる(エラーが再現する)ようなら、アップデートが適用されるタイミングで問題のあるアップデートを喰わされているってことになりそうです。(今のところ正常動作中)
やはり転ばぬ先のバックアップ、バックアップのありがたみを実感したブルースクリーンエラーとなりました。