今日はEdgeの話題です。
Microsoft EdgeはAniversary Updateから標準ブラウザEdgeの拡張機能を提供する、としてきました。実際今年の夏に拡張機能は実装されたのですが、あまり試していなかったところがあります。
今日は簡単に拡張機能を追加して動作を試してみましたので、ご報告します。
Extension=拡張機能
ちょうど去年2015年の12月26日、
「OperaでもChrome拡張機能でPasswordManagerが使えるんじゃないか?」ってことで、OperaでChrome拡張機能と使ってOperaでもPasswordManagerが動作するかどうかを調べてみました。
ちょうど1年の今日は、Microsoft Edgeの拡張機能を試してみたのと、ちょっとした話題になっている「Microsoft Edge Extension Toolkit」をちょっと調べてみようと思います。
拡張機能はストアから
拡張機能はWebストアからインストールします。
例えば、Evernote Web Cliperです。
図:ストア-拡張機能
インストール前はインストールというボタン表記になっていますが、インストール後には起動ボタンに変わっています。
この辺はChrome拡張と同じような動作ですね。当然といえば当然ですが。
インストール後にEdge起動し、メニューから拡張機能を選択すると、
図:拡張機能の表示
「新しい拡張機能があります」と教えてくれます。
新しい拡張機能を有効にするため「有効にする」ボタンをクリックすると有効化できます。
なるほどね。
Edgeの拡張機能はこういうもの、のようです。
拡張機能をそのまま流用
で、話は別の拡張機能に移ります。
リリース前から気になっていたのは「EdgeではChromeやFirefoxのプラグインおよび拡張機能をそのまま利用できるようになる」という話。
まことしやかに噂されていたのですが、これはいまだできないのかなぁ?
できる感じではありませんでした。
でも、「Microsoft Edge Extension Toolkit」というツールが提供されていて、これがChrome拡張機能をEdgeで動作させるもののようなんです。
図: Extension Toolkit
これをインストールするとOperaの時みたいに、EdgeでChromeアプリの追加ボタンをクリックするとChrome拡張機能をEdgeに入れることができるんでしょうか?
で、ちょっとインストールしてみたのですが、よくよく調べて見たら開発者ツールだったもよう。要するにChrome拡張機能の開発者がMicrosoft Edge Extension Toolkitを用いていまのChrome拡張機能を簡単にEdge用に作り替えることができますよ、という機能を提供するらしいです。
と、なるとイメージした使い方と違っていた(勘違い)ので、開発者じゃない私にとってはちょっと活用の方法が思い浮かばないっす。
Microsoft Edge Extension ToolkitがChrome拡張機能をEdgeで動作させるためのフレームワークとして働くのかなと思っていたんですが、ちょっと違っていたようです。
今のところ、Chrome拡張機能をEdgeでそのまま利用するのは、おあずけ、ということで。