treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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(1/2)キーボードの使ってないキーに別のキーを割り当てたい

キーボードの悩みには「キーボードによってキー配列が違う」とか「いつも使っているキーがない」といった悩みがあります。
今日はそんな悩みが解決するかもしれないTIPSをご報告。
やってから、もっと早くやっておけばよかった、って思いました。

ThinkPadPraiseカテゴリにしてますけど、ちょっと斜めにズレた話題。

この悩みにはフリーソフト(ソフト名は後述)を使います。

昔のThinkPadにはWindowsキーがない

過去には当たり前だったのですが、昔のThinkPad(TシリーズならT43以前、XシリーズならX32やX41以前のThinkPad)のキーボードにはWindowsキーが存在しません。
キーのタッチや手に馴染むキーボードだからこそ、キーの配列やあるキーが不足しているという理由でそのキーボードを使わない(使う頻度が減る)のはもったいないことになってしまいます。
特に個人的な都合でいえば、ThinkPadならではの「トラックポイント(TrackPoint)」によるマウスカーソル操作が利用可能なキーボード、という条件で自分が利用するキーボードを絞ってしまっている事情があって、スティック型のポインティングデバイス内蔵のキーボード以外はちょっと使ってみようという気が起きないところがあります。

で、今回の対象なのが
IBM USBトラベルキーボード(SK-8845)

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とか
ThinkPad X31のキーボード

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の話題です。

どちらのキーボードも配列や使った感触がほぼ同じ、デスクトップではIBM USBトラベルキーボードを使い、モバイルで持ち出すPCでThinkPad X31のキーボードを利用することで、「どっちも同じ感覚・感触でキーボード操作ができる」という環境が手に馴染んでおります。

このキー配列にはCtrlキーとAltキーの間に通常配置されているWindowsキーが存在しません。
スタートメニューを開くだけなら「Ctrlキー+Escキー」の組み合わせで開けるのですが、Windowsキーを組み合わせたショートカットキーは使えない、という。

そこで、昔はWindowsキーを「キーボードカスタマイズユーティリティー」というThinkVantageソフトでソフトウェア上で別キーにWindowsキーを割り当てるという使い方がメーカー推奨でした。

時は流れ、ThinkVantageソフトウェアは影も形もなくなってしまい、キーボードカスタマイズユーティリティーだけが廃れた形で、キーボードが元気に稼働しております。

このキーボード、どうにかWindowsキーだけ使えるようにならないものだろうか?

そう思ったところが出発点になります。

答えは簡単でした。

Change Keyというソフトを利用することで望みの動作が可能でした。
※他のサイトで情報を見る限りWindows10でも問題なく動作する(キーを入れ替え可能)ようです。常駐しないことに加えてこの辺が決め手になりました。

今回はChange Keyのv1.50を利用しました。
作者様サイト:

http://satoshi3.sakura.ne.jp

http://satoshi3.sakura.ne.jp/f_soft/dw_win.htm

にて。作者様に感謝。

窓の杜ダウンロードページにもあります。どちらでも。

「Change Key」非常駐型でフリーのキー配置変更ソフト - 窓の杜

ダウンロードしたソフトを展開してスタート。

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一通り試して画像は取得したのですが、まだ手順を整理してないので、続きは次回に。