ThinkPadの話題とはちょっと外れますが、外付けキーボードの話題。
発売後すぐに購入したトラックポイントワイヤレスキーボードが壊れちゃって…。雑記。
そのキーボードとは
ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード(日本語配列の方)です。
元はと言えば日本での需要が高まったTrackPointキーボードのワイヤレス化、その需要が製品と言う形に初めてなったのがこのキーボードです。
Tシリーズで言えばThinkPad T430世代から採用されたアイソレーションキーボードをそのまま外付けタイプのキーボードにしたもので、高い耐久性と耐摩耗性を備えたキーボード。
NFCを搭載しており、タッチでペアリングするという簡単ペアリングも可能なちょっといけてるキーボードです。
充電用のマイクロUSBケーブルが付属していますが、この充電用のマイクロUSBケーブル&USBポートではPCと接続してUSBキーボードとして利用することはできません。あくまでもワイヤレスでBluetooth接続が前提となるキーボードです。
ちなみにですね、お家芸のトーチャーテストでは
キーボードに加重を与えて剛性やキーボードの足を立てているときの加重の確認や高湿度状態で耐久テストしたり、飲み物をこぼしてしまったケースを想定した防滴テストやスイッチのON・OFFを飲料水をこぼしてテストしたり、スイッチのON・OFFをかなりの回数実施して壊れないかテストしてる、なんてこだわりのトーチャーテストが実施されているようです。
個人的に興味深かったのが、キーボードの印字面のふき取りテストですね。イソプロピルアルコールをキーに塗り付けて経過観察したり、他にも家庭用せっけんやハンドクリーム、オイル、炭酸飲料などを使ってキーボードの表面に変化がないかを確認してるそうです。
こうした、テストによって堅牢なワイヤレスキーボードが生み出されている、という、その堅牢なはずのキーボードが壊れてしまいました。
壊れたキーボード
トラックポイントキーボードがワイヤレス化した、ってのに飛びついて発売後間もなく入手したキーボードでした。家人に貸し出していたのですが、
「なんかスクロールに使うセンターボタンが取れたんですけど…?」
って連絡が入りました。
実際に現物を持ってきてもらって確認すると…
ん?
センターボタン取れちゃうね…。
もうちょっとよく見てみます。
取れちゃった?
あー、これは外れたとかそういうやつじゃないのね。
部品が折れて(割れて?)いました。
「直せないの?」
と質問されましたが、こりゃあ、どうしょうもない。
「これ、どうしょうもないね。」
諦めて購入することにしました。
AmazonだとUSBタイプのキーボードをLenovoダイレクト価格で購入するのと同じくらいでワイヤレストラックポイントキーボードを購入できるってことで、Amazonで注文しました。
余ったキーボードは、予備的な…。
ちょっとしたTIPS
ここまで(なんの意味もないテキストを)読んでいたただいた方にちょっとしたTIPSを。
この新型6列キーボードになってから、レガシーキーと呼ばれるキーが廃止されてしまいました。でも実際には「ごくごくたまに使う」という人もいると思います。私も一年に何回かは使います。
そのキーはFnキーとのコンビネーションで提供されています。しかしキーの印字面にはそのキーの名称が記載されていないので、見つけることができるのは一部の玄人のみ。
ここにメモしておきます。
「廃止キー=代替キー」の形式で記載しています。
- Breakキー=「Fn」+「B」
- SysRqキー=「Fn」+「S」
- ScrLKキー=「Fn」+「C」
- Pauseキー=「Fn」+「P」
私は、Pauseキーをまあまあ使う(Windowsキーと組み合わせてシステムのプロパティ画面を開くショートカットキーとなる)ので、このレガシーキーのコンビネーションを覚えておきまする。