Accessアプリでエラーが出てしまう、誤動作が起きてしまう、Officeの入れ替えで対処したものの、翌日に再び同症状で動作しなくなりました。
さて、どうしよう、ということで、対策その二をご報告いたします。
本記事は、この記事の続きです。
この問題の最終的な結果と結論はこちら
OfficeのUpdateでAccessアプリが動作しなくなる。 - treedown’s Report
これの前日談その2みたいなものです。この時はひとまず別の方法で対処していました。その記録。
連日発生したAccess2016のアプリケーション誤動作
「昨日やってくれたやつね、また今日も起きてますよ。」
えぇー、ホントですか?そいつぁ困ったなぁ…。
てことで、今日も発生した、また動かなくなった、という話を受けて、対処をちょっと変えてみることにしました。
そもそもアプリとしてのAccessを利用しているのであり、Accessのフル機能は使っていない、ならばAccess Runtimeを入れておき二つのAccessで備えればいいんじゃないか?ってことで、選んだのが「AccessがだめならAccess Runtimeで動作するんじゃないか?」という考え方です。(どっちかはうごくだろう、って考え方)
Access 2016が稼働するPCでAccess Runtimeを使うのもどうか?という点があるのですが、要因を切り分けするためにも、あるいは切り分けするまでの時間稼ぎとしても、Runtimeで動作するかどうかは役に立つような気がしました。
今回の壁:同居にAccess 2016 Runtimeだとエラー
対象PCのOffieがダウンロード版のOffice 2016 Professional、このためAccess Runtimeを導入するとエラー。
1)インストールしようとすると…
2)エラー画面になってしまう
エラーは…
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問題が見つかりました。
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申し訳ございません。コンピューターにクイック実行インストーラー版の Office プログラムがインストールされているため、Microsoft Office インストーラーで問題が発生しました。
Microsoft Office Professional 2016 - ja-jp
このバージョンでは、Windows インストーラー版とクイック実行版の Office プログラムの両方を同じコンピューターにインストールすることはできません。インストールできるのはいずれか 1 種類だけです。クイック実行版の Office を代わりにインストールするか、またはクイック実行版の Office プログラムをすべてアンインストールしてから、このインストールをもう一度実行してください。
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OK
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インストールできない…。
と、いうのも、このPCではOffice 2016 Professionalのダウンロード版がインストールされており、この場合にはAccess 2016 Runtimeをインストールすることができない、という制限があるのです。Office 2016のダウンロード版ではほかにもAccess 2013ダウンロード版もAccess2016のボリュームライセンス版もインストールができない、という制限事項があるらしいです。
これがOffie2013のダウンロード版だとAccess2016 Runtimeもインストール可能なんですね。Office2016のダウンロード版は制限があるんだなぁ…。
やむを得ずAccess 2013 Runtimeを導入することにします。Office 2016がダウンロード版でもAccess 2013 Runtimeならインストールは可能。
※ちなみに、Microsoftの公式では技術的な問題が発生する場合があるため異なるバージョンの共存した利用は「保証の範囲外」となります。ここでやろうとしていることはそもそもMicrosoftから言わせると動作保証外ということです。
さてAccess 2013 Runtimeはインストールできました、と。
起動してみると…
おや?
続きは次回に。
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この記事ではAccess 2013 Runtimeのインストールを実行していますが、Access修復(バージョンダウンで回避)の場合、こちら↓になります。