眼鏡が壊れました。眼鏡がないと何も見えない…。
今日はこんな眼鏡が壊れたときの応急処置についてご報告します。
眼鏡ってそうそう頻繁に壊れるものではありませんので普段は意識しないのですが、壊れると困るトップランクの日用品です。
掛けないと見えないし、
壊れた状態で掛けると顔の位置を動かしただけで落ちるし、
と、いうことで、出先で眼鏡が壊れたときにちょっとした応急処置をする方法について記事にすると何かの役に立つかもしれません。
※注※この記事にある方法を実践されてお使いの眼鏡になにかあったとしても保証の限りではありません。ご了承ください。
壊れた眼鏡
何かとぶつかった、付け外ししたときに変に力が掛かってしまった、落とした、などなど…眼鏡が壊れる要因はいくつかあります。
例えば今回壊れた眼鏡、こんな感じです。ぽっきり折れています。
ちょっと拡大、本来折り畳みになるつがいの部分が折れてしまったので片方が掛けられなくなっています。
修理代のことを考えると気が重いです。
使う材料
使う材料は、クリップです。
紙をはさんでまとめておく何の変哲もないクリップです。
これを加工して眼鏡の折れてしまった部分をうまく応急処置します。
やり方・作業中の図
クリップを伸ばしてうまいこと巻きつけていきます。
無理して眼鏡を壊さないように注意しましょう。
コツは大きすぎず小さすぎず、程よく巻きつけていくのがコツです。
大きすぎるとズレてしまい掛けたときに曲がってしまいます。小さすぎると今度はフレームが擦れてしまい傷になってしまいます。程よく巻きつけましょう。
途中でうまく曲がらなくなってくるのでラジオペンチで形を整えています。出先にラジオペンチなんかないよ、という声が聞こえてきました。
応急処置なのでラジオペンチで形を整えなくてもそれなりに接合出てきていれば大丈夫です。クリップ一本でグラグラになるようでしたらば、クリップを二本使って一本目の巻き付いた接合部を補強するように二重で巻きつけるようにすると多少耐久性が増します。
また、失敗して折れてしまったとしても、所詮はクリップ。その辺で余っているクリップを使ってリトライも可能です。ただし眼鏡を壊してしまうとリトライどころの話ではないので注意しましょう。
完成しました。
完成図はこんな感じです。
この写真ではクリップ二本で補強しています。掛けてもずり落ちなくなりました。折りたたんでメガネケースにしまうことはできませんが、掛けている分にはそれなりに使えないこともないです。
とりあえずのところはこれで何とかしのげそうです。
あくまでも応急処置なので、修理はお買い求めの販売店へ…。
追記
フレームが細い眼鏡じゃうまく行かないんじゃ?という話があったので、ご参考まで。
割とフレームが細い方が楽にできる気がする(個人的にはですが)クリップ応急処置法です。
簡単に追記を。
このような正常な状態の眼鏡があるとします。(参考までに壊れた逆側の写真)
溶接が外れて壊れちゃった、という状態がコレ(1)
ハズレちゃたツル側にクリップを巻き付けた状態がコレ(2)
合体(3)
これで、眼鏡に触らなければ割と普通に掛けていられます。
ポイントは、合体(3)状態で最初に巻き付けて、いったん引き抜いて(2)状態で微調整をしながら巻き付けていくという点。
もちろん普通の眼鏡のように折りたためませんが、抜き挿しすることで眼鏡ケースにもしまえるのがポイントです。
参考になれば幸いです。